
東京発掘物語
トウキョウハックツモノガタリ
- 文・絵: 里山 春樹
東京の地中には何が埋まっているのか
遺跡発掘の現場作業員が『下から目線』で綴った、世界一やさしい遺跡発掘レポート
穴の掘り方から作業着まで事細かく、発掘作業の基本をイラストで図解
遺跡発掘の知られざるハプニングの数々
かつて江戸の墓地を調査した経験のある作業員の話では、早桶(早くできる粗末な棺桶の意)も残っているし、中の人骨も残っていて、頭には髷がのっていると言うし、頭皮も残っているそうです。脳ミソが残っている場合もあるらしく、この分野の研究者にとってはとても有り難い、貴重な資料なんだそうです。……中略 「そんな所を歩いていると危ないぞ!!」と注意した瞬間、その彼は腐った早桶の蓋を突き破って、半ベソかいた……なんて話も聞きました。――<本文より一部抜粋>
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書誌情報
紙版
発売日
2009年11月22日
ISBN
9784062157919
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
224ページ
著者紹介
文・絵: 里山 春樹(サトヤマ ハルキ)