
創作の拠点
ソウサクノキョテン
- 著: 森村 誠一

作家になれる人、なれない人。
その違いは、才能のあるなしではない!
日本ミステリー文学大賞受賞など、文学の王道を営々と歩んできた著者が、文芸作品創作のヒントを詳言。芥川龍之介の才能や、司馬遼太郎の観察力、松本清張の作家の業にも渉る、刺戟と衝撃(インパクト)に富んだエッセイ集!
●表現と無限の可能性――芥川作品は文芸の深海を照らす、きらめきである。
●歴史を操る未知(イフ)の狩人――私の精神的拠点は、精神の自由のない時代に根を下ろした。
●潜在する才能の発掘――松本清張は、永遠の売り手市場だった。
●趣味からの展開――こだわりとは、自分の人生に対するロイヤリティである。
●未知数と人生の探求――名言名句は人生の活性剤であり、私の作品の発条(バネ)でもある。
●永遠の志――新田作品には、可能性の限界を推し進める志と挑戦の姿勢がある。
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書誌情報
紙版
発売日
2009年11月20日
ISBN
9784062158732
判型
四六変型
価格
定価:2,090円(本体1,900円)
ページ数
290ページ