
中学受験 楽しく学ぶ「家庭力」でできる子を育てる 国語・算数・理科・社会 家庭学習を無理なく実践する工夫が満載!
チュウガクジュケンタノシクマナブカテイリョクデデキルコヲソダテルコクゴサンスウリカシャカイカテイガクシュウヲムリナクジッセンスルクフウガマンサイ
- 著: 吉本 笑子
だいじょうぶ 親が気づけば、子どもは変わる!
中学受験指導25年以上のエキスパート。受験生親子に寄り添い、常に中学受験をリードしてきた著者が実践する、家庭学習メソッド。親子の日常会話で子どもの「やる気」をアップし、子どもが自分で「楽しく学ぶ」秘訣を、実践しやすい具体例をまじえて、とことん紹介します。
わたしが思う「できる子」とは、勉強さえできればよいのではなく、自分も他人も大切にできる子。常に失敗から学び、修復できる子。目の前に立ちはだかる壁を克服しようと挑める子、そして工夫できる子……だと思っています。そんな「できる子」を育てたい、その願いからうまれたのが「先行体験学習」です。子どもの興味にそいながら、ほんの少しだけ先のことを「体験」させておく。すると、子どもが机上で、その知識に出会ったとき、「あっ、知ってる!」と前向きになれるのです。この気持ちが、やる気や興味をグンと引き出してくれます。――<はじめにより>
●先行体験は「日常生活の中で」「親子で」「体験する」から楽しい!
●家庭学習のあんちょこにピッタリ! 教科別 先行体験学習ガイド
●成果をあげる子は、自分を知る子――「自分を知る」体験のさせ方
●わが子の性格、生活から「自分に合った」学習スタイルを見つける
●「自分で」勉強できる子に! 学習習慣の身につけ方
●タイプ別 子どもの伸ばし方
なんとかなるさクン、きっちりしなくちゃサン、指示待ちクン、元気いっぱいクン
●「わからない」を解決! 子どもを活かす塾の活用法
●中学受験を成功に導く父親・母親の役割、「言ってはいけないこと」など
(対談ゲスト 森上教育研究所 森上展安氏)
本書でいう「家庭力」とは、社会の価値観や評価、親の感情にとらわれることなく、その子だけを見つめ、無理なく学力を伸ばしながら、人間力を鍛えていく「家庭の総合力」のこと。著者の教え子たちの多くが「伸びる力」を発揮できているのは、受験も子どもが成長する機会として、家庭と教える側が協力してきたからでした――。
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 特別対談 森上展安×吉本笑子
どこから、なにから始めるか、父と母の中学受験
第2章 親にしかできない「先行体験」で、できる子を育てる
●体験する力[先行体験]国語
言葉を育てる先行体験 言葉の語彙とイメージを体得
●体験する力[先行体験]算数
イメージする力を育てておきたい算数 つまずかない工夫、つまずいたときの工夫/算数が得意になる「割合」「速さ」「比」の体験/問題を知る「倍数算」、「売買損益」、「正比例」、「速さの基本」、「円とおうぎ形」
●体験する力[先行体験]理科
「知りたい」を育てる理科 苦手意識を持つ子が多い教科/知ると差がつく、理科用語の先行体験/問題を知る「花のつくり」
●体験する力[先行体験]社会
身のまわりに興味を持たせたい社会 先行体験で大きく差がつく教科
第3章 伸びる力を育てる「家庭力」 学習習慣の身につけ方
成果を上げる子は、「自分を知る子」
自分の学習スタイルを見つけ、無理なく学習習慣を身につける
ちょっと知っ得 タイプ別 子どもの伸ばし方
第4章「わからない」を解決! 家庭力で差がつく塾の活用法
塾の勉強が「わからない」「できない」と言ってきた!
教科別 無理のない勉強サポート
塾の花マル活用術 塾で困った! 5大トラブル解決法
書誌情報
紙版
発売日
2010年11月26日
ISBN
9784062160155
判型
四六
価格
定価:1,628円(本体1,480円)
ページ数
226ページ