
小沢一郎という「禁断の果実」
オザワイチロウトイウキンダンノカジツ
- 著: 清水 孝倖
緊急出版!取材15年異色の民主党論
「反目」から「蜜月」「もたれ合い」へ
「反小沢」の急先鋒・鳩山はなぜ変節したのか?
小沢は理想を汚す「ヘドロ」だった!
武村や鳩山と距離を置き始めた細川が、こんな言い訳をしていたという。「(中略)あなた方は清らかな水で川を蘇生させようとしているが、ドブ水でドカーンとヘドロを流してから、きれいな水を流してもいいじゃないか」「川」は政治で、「ヘドロ」が自民党の古い体質、「ドブ水」が小沢のことを指した譬え話だ。細川政権の崩壊後、鳩山は、「ドブ水が川を汚し、新たなヘドロになることだってある」と漏らした。鳩山にとって、小沢は理想の政治を汚す「ヘドロ」だったのだ。
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書誌情報
紙版
発売日
2010年03月20日
ISBN
9784062161312
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
274ページ