そのころ、白旗アパートでは

そのころ、白旗アパートでは

ソノコロシロハタアパートデハ

文芸(単行本)

「俺たち、“人生の降参者”みたいですね――」
金ナシ、ヒマあり、未来ナシ!? 新・平成アパート物語!!
誰しもに訪れ、いつか後ろに置いてきた「そのとき」を瑞々しく描く連作短編集

ようこそ、「白旗アパート」へ
●201号室【フトシ】
二浪二留の大学「6」年生。コンプレックス男の、迷える恋の行方は……!?
●202号室【加藤氏】
無駄なことを考えさせたら天才的な小説家。入居してから良いことナシ。
●203号室【藤井寺君】
実家を飛び出した、医学部受験浪人生。時々訪ねてくる継母が少し苦手で……。
●207号室【相川三郎】
老い先短い、資産家の息子。アパート住人に取り憑く貧乏神が見えている。
●208号室【???】
どこにもつながっていない扉がある、アパート最大の謎が隠された部屋。
その他ワケアリ、物好き多数入居中


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書誌情報

紙版

発売日

2010年08月06日

ISBN

9784062164528

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

258ページ

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    哀愁のサンサローサ

    初出

    『esora』vol.4 2007年7月

  • 作品名

    東京モノレール

    初出

    『esora』vol.5 2008年8月

  • 作品名

    あなたの馬になりたい

    初出

    『esora』vol.6 2008年11月

  • 作品名

    満里奈のこんにゃく

    初出

    『esora』vol.7 2009年4月

  • 作品名

    青春の落とし前

    初出

    『esora』vol.8 2009年9月

  • 作品名

    虫どもの一夜

    初出

    『esora』vol.9 2010年3月

著者紹介