熱い夜明け でもくらしい事始め

熱い夜明け でもくらしい事始め

アツイヨアケデモクラシイコトハジメ

文芸(単行本)

政権交代の起源は!?
民権思想で政府と闘った土佐出身の兆民、枝盛、辰猪。土佐弁を駆使して綴った、政治ノンフィクション作家初の歴史小説。


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目次

序章 大久保利通暗殺
1章 土佐藩江戸上屋敷 中江兆民と馬場辰猪
2章 龍馬とジョン万と諭吉と
3章 「東洋のルソー」 フランスの兆民
4章 民撰議員設立建白 立志社と板垣退助
5章 言論人植木枝盛
6章 薩長閥政府対自由民権
7章 明治14年の政変 伊藤の勝利・大隈の敗北
8章 自由党の興亡 兆民・枝盛・辰猪の奮闘
9章 憲法誕生 兆民の挑戦・辰猪の亡命
10章 土佐派の裏切り 初の総選挙・第1回議会
終章 デモクラシーの曙 119年目の異変

書誌情報

紙版

発売日

2010年10月10日

ISBN

9784062164900

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

330ページ

初出

高知新聞朝刊の連載「でもくらしい事始め」(2009年3月2日付から4月28日付までと7月10日付から9月14日付まで。日曜日を除く。計105回)を基に、全体の構成を見直し、大幅な加筆・修正を加えたもの。

著者紹介