家康、死す 上

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家康、死す 上

イエヤスシス

文芸(単行本)

26歳、家康が殺された。
誰が仕組んだのか。暗殺者の謎に迫る世良田次郎三郎。

信玄、信長に挟まれ、危うし、三河。家康暗殺の陰に、信じられないような陰謀が隠されていた。
歴史の暗部に迫る長編小説。

若くして三河一国を独力で平定した家康。その死が伝われば、均衡は破られる。桶狭間に勝って、天下取りに向かう信長や甲斐の信玄に挟まれ、隣には、衰えたりといえども今川がいる。家康暗殺の事実は、ひた隠しにしなければならない。急遽見つけ出した身代わりは、広忠寺の住職に収まっていた異母弟・恵最。姿形が瓜二つなだけでなく、何から何まで自在に家康になりきっている。疑念が次第に大きくなる世良田次郎三郎は、お家のためにも謎の解明に乗り出す。


書誌情報

紙版

発売日

2010年09月11日

ISBN

9784062165013

判型

四六変型

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

306ページ

初出

文芸事務所三友社の配信により、2008年7月より2010年6月まで、大分合同新聞、デーリー東北、北鹿新聞、岩手日日、夕刊いわき民報、佐賀新聞、津山朝日新聞、有明新報、信州日報の各紙に順次連載された同名作品に加筆修正したもの。

著者紹介

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