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金閣寺の燃やし方
キンカクジノモヤシカタ
- 著: 酒井 順子
三島由紀夫と水上勉。「金閣寺焼失事件」に心を奪われた2人の作家昭和25年、日本中を驚かせた放火事件に注目した三島と水上。生い立ちから気質までことごとく対照的な2人を比較すると、戦後の日本と日本人の2つの感覚が浮かび上がってきた。酒井順子だから成しえた、面白すぎる新・文芸評論!
三島由紀夫と水上勉。「金閣寺焼失事件」に心を奪われた2人の作家
昭和25年、日本中を驚かせた放火事件に注目した三島と水上。生い立ちから気質までことごとく対照的な2人を比較すると、戦後の日本と日本人の2つの感覚が浮かび上がってきた。
酒井順子だから成しえた、面白すぎる新・文芸評論!
講談社創業100周年記念出版
犯人はなぜ金閣寺を燃やしたのか。三島と水上はなぜこの事件に注目したのか。
生涯、両親とともに暮らした三島。10歳で寺の小僧に出された水上。女ぎらいの三島。女にもてた水上。死にうっとりしていた三島。どこまでも生きたかった水上。
表日本と裏日本。荒野と汁田。日本人の2つの感覚を解剖する!
書誌情報
紙版
発売日
2010年10月30日
ISBN
9784062166195
判型
四六変型
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
262ページ