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天使の報酬
テンシノホウシュウ
- 著: 真保 裕一

フジテレビ系連続ドラマ「外交官 黒田康作」原作
前作『アマルフィ』を超える迫真のノンストップノベル
外交官として、人として、守るべきは何なのか?
サンフランシスコで日本人女子大生・霜村瑠衣が失踪し、日本から駆けつけた父親の立ち会いのもと、アパートの捜索が行われた。外務省邦人保護担当領事・黒田康作も現場に立ち会ったが、当の父親は、娘の失踪理由を知っていて隠している様子が窺われる。瑠衣の容疑は、単なる窃盗ではなく、テロ準備罪?! 黒田が調べていくうちに、彼女の周囲には、日系ボリビア人や謎の日本人フリージャーナリストをはじめとする不審な人物の影がちらついていて、何人かの死亡者までいることが判明。ついに失踪事件の背後に隠されていた真実に辿り着いたとき、その重さに、黒田は愕然とする。国益を優先すべきか、邦人の命を守るべきか、黒田の苦悩はつきない。
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書誌情報
紙版
発売日
2010年12月21日
ISBN
9784062167253
判型
四六変型
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
394ページ