さがりばな

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さがりばな

サガリバナ

一夜の花に、命のつながりを見る

沖縄・西表島(いりおもてじま)の水辺に、一夜だけ花をさかせる、まぼろしの花。
はかなく美しい営みをおさめた、命の循環をつたえる写真絵本。

[サガリバナ]
サガリバナ目サガリバナ科(学名:Barringtonia racemosa)
花言葉:幸福がおとずれる
奄美大島以南の南西諸島に分布する、高さ10メートルほどの小高木。毎年6月下旬から9月にかけて、夜にあまい香りを放ちながら白やピンクの可憐な花をさかせる。花がさくのはたった一晩で、翌日には散ってしまう。散った花びらが水面に浮かび、あたり一面が白やピンクでしきつめられたようになる美しい光景が幻想的なため、「夏の夜の花見」として親しまれている。


Ⓒ横塚 眞己人

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書誌情報

紙版

発売日

2011年03月25日

ISBN

9784062168328

判型

B5変型

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

32ページ

電子版

発売日

2022年10月28日

JDCN

06A0000000000565786I

著者紹介

作: 横塚 眞己人(ヨコツカ マコト)

1957年、横浜市生まれ。横浜市在住。日本写真家協会会員。大学卒業後、雑誌編集者を経て、写真家となる。1985年から1994年まで沖縄県の西表島に移り住み、イリオモテヤマネコをメインに、「命のつながり」をテーマとした撮影活動を続ける。1990年には、念願のイリオモテヤマネコ親子の撮影に成功。後に「ナショナルジオグラフィック」日本版創刊号に掲載される。1996年からは、その活動を海外に移し、ボルネオ、コスタリカ、マダガスカルなどで、熱帯雨林、マングローブなどの幅広い撮影活動を続けている。

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