談志・志らくの架空対談 談志降臨!?
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談志・志らくの架空対談 談志降臨!?

ダンシシラクノカクウタイダンダンシコウリン

談志がほんとうに好きだった落語はなんだったのか? 立川流はどうなるのか? 立川流看板演者のひとり、立川志らくが、家元のすべてを語るために架空対談というかたちをとって書きおろすバカでもわかる落語読本。家元の高座に、門弟中もっとも通い続けた高弟ならではの懇切丁寧な語り口で、談志落語を語りつくし! 立川流の次代を担うエースが、落語愛をこめて世に贈る決定版。


談志がほんとうに好きだった落語はなんだったのか? 立川流はどうなるか? 
いま、志らくが書きおろす立川談志、その人となり! 
立川流看板演者のひとり、立川志らくが、家元のすべてを語るために架空対談と
いうかたちをとって書きおろすバカでもわかる落語読本。談志最後の2年ほどの
日々を通して、門弟中もっとも家元の高座に通い続けた高弟ならではの懇切丁寧
な語り口で、難解、マニアック過ぎるなどといわれがちな談志落語を語りつくし
ます。『全身落語家読本』(2000年 新潮社刊)『落語248席辞事典』(2005年
 講談社刊)『雨ン中の、らくだ』(2009年 太田出版刊。2012年 新潮文庫
刊)など多数の著作があり、また昨年12月には初の独演会DVD全集も完結し、い
よいよ立川流を背負って立つ落語家としての地位を確立した立川流の次代を担う
エースが、家元亡き後、満を持して、また落語愛をこめて世に贈る談志本の決定版。


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目次

目次
第1章 落語のチカラ 於国立演芸場楽屋
      立川流はどうなるか? いまどきの落語、落語家、客の噺
第2章 談志の根多 ほんとのサゲ○○席
      談志がいちばん好きだった根多、本音のサゲの噺
      登場する根多(予)
      「黄金餅」「鉄枴」「らくだ」「よかちょろ」「やかん」
      「短命」「松曳き」「居残り佐平次」「二人旅」「三軒長屋」
      「品川心中」「堀の内」「粗忽長屋」「芝浜」
      「富久」「欠伸指南」「酢豆腐」「千早振る」「抜け雀」「死神」
第3章 映画は芸の役に立つか
第4章 懐メロはなぜ大切か
※全編、話題にのぼった人名、演目、タイトル、楽曲などの脚注付き。変則2段組。

書誌情報

紙版

発売日

2012年06月23日

ISBN

9784062168359

判型

四六

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

224ページ

電子版

発売日

2012年11月02日

JDCN

0621683500100011000B

著者紹介

著: 立川 志らく(タテカワ シラク)

外部に対する著者紹介 落語家。1963年、東京生まれ。日大芸術学部文芸科中退。85年、立川談志に入 門。88年二ツ目昇進。95年立川流真打昇進。映画、歌謡曲にも造詣が深く、独自 の「シネマ落語」上演や映画批評活動も注目されている。二ツ目時代にはコント グループ「立川ボーイズ」で人気を集め、近年は自ら劇団・下町ダニーローズを 主宰し、演劇上演も積極的に行なっている。現在、高座チケットがもっとも取り にくい落語家のひとり。SMEより独演会DVD全10巻のリリースが 2011年12月に完 結。著書に『全身落語家読本』(2000年、新潮社刊)『落語248席辞事典』 (2005年、講談社刊)『雨ン中の、らくだ』(2009年、太田出版刊。2012年、新 潮文庫刊)『談志のことば』(2012年、徳間書店)など多数。

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