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幻日
ゲンジツ
- 著: 市川 森一

島原に散った、天草四郎「幻の夢」。
時代小説のスケールをはるかに超えた「神」と「人間」の攻防戦。響き合う法螺貝と聖歌の声が、聞こえてきそうだ。――役所広司
九州キリシタン王国建国は、目前だった!
一揆軍の総大将・天草四郎は、天正遣欧使節・千々石ミゲルの息子だった。そして幕府軍を震撼させた長崎要塞化計画とは――ほとんど取り上げられることのなかった文献をもとに、日本史上最大の一揆といわれる島原の乱を大胆な推理で活写する、著者渾身の長編歴史小説。
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目次
回想
寄せ手の人々
春の城
父と子と
夢回路
書誌情報
紙版
発売日
2011年06月09日
ISBN
9784062169981
判型
四六変型
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
394ページ
電子版
発売日
2011年07月22日
JDCN
0621699800100011000T
初出
『長崎新聞』2010年1月11日~2011年4月25日