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さかな記者が見た大震災 石巻讃歌
サカナキシャガミタダイシンサイイシノマキサンカ
- 著: 高成田 享
■念願かない「さかな町」で筆を振るった朝日新聞の名物記者が描く、石巻と東北再生の物語。泣けて、怒って、笑えて、ついでに魚が食べたくなる一冊!■久米宏氏推薦「三陸の人間達の必死の『生』を、無数のさかなの眼が大海原の奥から見つめている」■この本は、石巻で三年間、「さかな記者」の修業をした私の震災考であるとともに、何かしなければという思いに突き動かされた私の行動録である――著者
■念願かない「さかな町」で筆を振るった朝日新聞の名物記者が描く、石巻と東北再生の物語。泣けて、怒って、笑えて、ついでに魚が食べたくなる一冊!
■久米宏氏推薦
「三陸の人間達の必死の『生』を、無数のさかなの眼が大海原の奥から見つめている」
■「ニュースステーション」のコメンテーターとしても知られた朝日新聞の名物記者・高成田享氏は、定年後、シニア記者として同新聞の石巻支局長をつとめていた。「さかな記者」を自認していた著者は、石巻を第二の故郷と考えてきた。
ところが、支局長退職1ヵ月後に起きた東日本大震災。
震災復興構想会議の委員にも就任した著者が目にした、石巻復興・漁業復興・東北復興の物語。
震災復興会議の裏側、行政の愚策への批判、NPO子ども未来基金の立ち上げまで、「さかな記者」1年間の記録!
■活き活きとした筆致で描かれる「さかな町」の〈3・11〉
この本は、石巻で三年間、「さかな記者」の修業をした私の震災考であるとともに、何かしなければという思いに突き動かされた私の行動録である――著者
■本書の印税は、NPO法人「東日本大震災こども未来基金」に全額寄付されます。
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目次
〈本書の内容〉
序章 パリ・東京・仙台・石巻
第一章 さかな町の復興
第二章 水のほとりで――漁師たちはいま
第三章 復興構想会議の委員になる
第四章 子どもに夢と希望を
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2011年12月27日
ISBN
9784062173599
判型
四六
価格
定価:1,572円(本体1,429円)
ページ数
258ページ
電子版
発売日
2012年02月17日
JDCN
0621735900100011000B
著者紹介
(たかなりた・とおる) ジャーナリスト・仙台大学教授。1948年岡山市生まれ。東京大学経済学部卒業。71年に朝日新聞社に入り、山形、静岡支局を経て経済部記者。アメリカ総局員(ワシントン)、経済部次長、論説委員などを経験。96年から97年までは、テレビ朝日「ニュースステーション」キャスターも兼ねた。98年から2002年までアメリカ総局長(ワシントン)。帰国後、論説委員に戻り、米州や国際経済を担当。定年を機にシニア記者として08年1月から11年2月まで石巻支局長を務める。11年4月から仙台大学教授。 東日本大震災を機に、東日本大震災復興構想会議の委員に就任。また、震災で親をなくした児童・生徒を支援する「東日本大震災こども未来基金」を立ち上げ、理事長に就任。農林水産省太平洋広域漁業調整委員。農林水産省鯨類捕獲調査に関する検討委員会委員。著書に『話のさかな』(荒蝦夷)、『こちら石巻 さかな記者奮闘記』(時事通信社)ほか多数。
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