
どはどぶろくのど 失われた酒を訪ねて
ドハドブロクノドウシナワレタサケヲタズネテ
- 著: 本郷 明美
日本の文化である「どぶろく」。いつ頃から見なくなったのだろうか。かつては田舎の村や町では自家製のどぶろくも見られた。それほどどぶろくは生活に密接につながったものだった。小泉政権時代に作られたどぶろく特区、純米酒にこだわる酒蔵が作り出した絶品濁り酒、酒税法にしばられ苦労する日本酒作り、などなどどぶろくを巡るあれやこれやを真剣にルポルタージュ。世界の濁り酒を知る作家椎名誠氏との対談で見えた人間と酒の関係など。勉強になり笑えて感動するそんなどぶろくを巡る冒険本です。
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目次
第1章 序
第2章 どぶろく特区
第3章 濁った酒はなぜうまいのか?椎名誠さんに聞いてみた!
第4章 酒蔵の「どぶろく」
第5章 自家醸造
書誌情報
紙版
発売日
2011年11月19日
ISBN
9784062174008
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
200ページ
著者紹介
1967年福島県古殿町生まれ。専門商社、編集プロダクション勤務を経て1993年からフリーライターとなる。バリアフリー関連、歴史、政治などの分野を取材する一方で、自他共に認める根っからの酒好きを活かし、自称「のんべえライター」として記事を執筆。現在、『おとなの週末』(講談社)で「女流呑み師本郷明美の居酒屋漂流」、『進学レーダー』(みくに出版)で「さまよえる食ライターホンゴーの学食カレー巡礼」を連載中。また、ラジオ番組『田原聡一郎のタブーに挑戦!』(JFN系各局)に出演中。 横浜国立大学卒。OLから編集プロダクション旅行ライターなどを経て、現在は、「おとなの週末」「熱犬通信」を中心に活躍する。また、田原聡一郎氏のスタッフとして多岐にわたる取材活動を行っている。自称のんべえライター。居酒屋漂流などで見せる酒のみ文体には定評がある。日本酒好きで、とくに濁り酒に目がない。ただし、ビールもワインも好き。あと酒に合うつまみが好き。