
勝てるビジネスのヒント 日本の未来はここにある 危機を乗り越えるアメリカビジネス
カテルビジネスノヒントニホンノミライハココニアルキキヲノリコエルアメリカビジネス
- 著: 堀田 佳男
中国やインドとのビジネスが話題になり、日本人のビジネスマンもアジア方面に目を向けるのがトレンドとなっている。しかし、新たなビジネスの潮流を作っているのはいつもアメリカ。いまでも新たなビジネスモデルはアメリカから産まれてきている。その歴史と背景を探りながらアメリカの最新ビジネスをルポルタージュする。
2011年8月に起こった格付け会社による米国債の格下げに端を発した金融危機。世界経済を牽引してきたアメリカのビジネスがいよいよ限界に達したかという向きもあるが、そんな中、apple社が時価総額で世界で1位になるなど、実はまだまだアメリカの新ビジネスの強さを印象づける結果になってる。apple社に限らず、Google、Facebookなども大きな影響は受けていない。こうした新ビジネスの存在がアメリカのパワーになりつつあることは紛れもない事実だ。
本書では、こうした新ビジネスの現状を取材し、さらに先を行く最新のビジネスの「いま」や数年後には日本でも同じことが起きうる新たなビジネスの勃興を丹念にルポルタージュしている。
2012年、大統領選挙で再び世界の注目がアメリカに集まる。いまこそアメリカの持つビジネスパワーを知り、今後の日本の行く道を考えるきっかけとすべきである。
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書誌情報
紙版
発売日
2012年02月04日
ISBN
9784062174459
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
208ページ
著者紹介
ジャーナリスト。1957年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業後、ワシントンDCにあるアメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社に勤務後、1990年に独立。以来、ワシントンDCで政治、経済、社会問題など幅広い分野で取材・執筆。25年間の滞米生活後、2007年春帰国。現在は東京をベースに国内外で執筆活動を続ける。前日本テレビNEWS24特別解説委員。著書に『なぜアメリカ金融エリートの報酬は下がらないのか』(プレジデント社)、『大統領はカネで買えるか』(角川SSC新書)、・『大統領のつくりかた』(プレスプラン)、『日本人医師―満屋裕明』(旬報社)他がある。