東京暮らし 江戸暮らし

マイページに作品情報をお届け!

東京暮らし 江戸暮らし

トウキョウグラシエドグラシ

文芸(単行本)

いくつになっても季節はめぐる。傘寿を迎えたベストセラー作家の名随筆集「はさぶさ新八御用帳」「御宿かわせみ」などのベストセラーシリーズをはじめ、最前線で小説を書き続ける作家の日常。振り返れば半世紀。かつてお世話になった先輩作家たちの姿はないが、筆を執り、江戸に思いを馳せつつ、いまの日々を丹念に暮らす。買い物、お食事、芝居に旅行と趣味も多彩。軽やかに、ゆったりと、心あたたまる名随筆集第4弾


いくつになっても季節はめぐる。傘寿を迎えたベストセラー作家の名随筆集

「はさぶさ新八御用帳」「御宿かわせみ」などのベストセラーシリーズをはじめ、最前線で小説を書き続ける作家の日常。
振り返れば半世紀。かつてお世話になった先輩作家たちの姿はないが、筆を執り、江戸に思いを馳せつつ、いまの日々を丹念に暮らす。買い物、お食事、芝居に旅行と趣味も多彩。軽やかに、ゆったりと、心あたたまる名随筆集第4弾

お馴染みの「大衆文芸」巻頭随筆、「KENZAN!」人気連載「仕事場の窓辺から」、”お宮のゆみちゃん”と呼ばれていた子供時代から、作家デビュー、そしてあれよあれよの直木賞受賞。日本を代表するベストセラー作家の半世紀を振り返る読売新聞「時代の証言者」を収録。

戸川幸夫、長谷川伸ら師匠ほか、先輩作家との心あたたまる交流。大好きな買い物にお食事、趣味の海外旅行など。めぐりゆく季節の中、作家の思いは募る。軽やかに、ゆったりと。


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2012年01月18日

ISBN

9784062174619

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

242ページ

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    東京暮らし

    初出

    『大衆文芸』2008年9月号~2011年春の号

  • 作品名

    江戸暮らし

    初出

    『KENZAN!』Vol.1(2006年11月)~Vol.9(2009年7月)

  • 作品名

    行きつ戻りつ

    初出

    『読売新聞』「時代の証言者」2010年12月14日~2011年1月20日

著者紹介

著: 平岩 弓枝(ヒライワ ユミエ)

(ひらいわ・ゆみえ) 1932年東京生まれ。日本女子大学文学部国文科を卒業後、小説家を目指し戸川幸夫に師事、長谷川伸主宰の新鷹会に入会する。1959年「大衆文芸」に発表した『鏨師』で第四十一回直木賞を受賞。代表作に『御宿かわせみ』シリーズ、『はやぶさ新八御用帳』シリーズがある。 1990年『花影の花』で第二十五回吉川英治文学賞、1998年第四十六回菊池寛賞、2008年『西遊記』で毎日芸術賞受賞。他にも受賞歴多数。