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日本史千里眼
ニホンシセンリガン
- 著: 明石 散人

「蝦で鯛を釣る」は小エビの「蝦」ではなく立派な「鰕」のはず。すると、大物獲得には相応の準備が必要、という新しい意味が見えてくる。定説で満足していては、人は空想力を失い国も荒廃する。「忠臣蔵」松之廊下刃傷事件の真相は? 信長が理想とした孤高の権力者とは? 圧倒的な史料を縦横に駆使し「日本史の常識」を次々と覆す。歴史を子細に検証し大胆緻密に推理する知的エンタテインメントの最高峰!
「蝦で鯛を釣る」は小エビの「蝦」ではなく立派な「鰕」のはず。すると、大物獲得には相応の準備が必要、という新しい意味が見えてくる。定説で満足していては、人は空想力を失い国も荒廃する。
「忠臣蔵」松之廊下刃傷事件の真相は? 信長が理想とした孤高の権力者とは? 圧倒的な史料を縦横に駆使し「日本史の常識」を次々と覆す。
歴史を子細に検証し大胆緻密に推理する知的エンタテインメントの最高峰!
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- 次巻
目次
【第一部】第一章 言葉の語源で語る日本文化…幽玄・侘・寂/間/指が余る/無駄と浪費 第二章 権力者の寓話 庶民の議論…知は武に上位する/嫌な奴/言葉の遊び/庶民の武器 第三章…多彩な解釈を楽しめる言葉…華/つきもの/日本語はユニーク/にぎにぎ
【第二部】第一章 悪いのは浅野内匠頭だ
など
書誌情報
紙版
発売日
2012年04月15日
ISBN
9784062176293
判型
四六
価格
定価:3,520円(本体3,200円)
ページ数
338ページ
初出
2004年7月に刊行された「日本語千里眼」(講談社文庫)と2001年1月に刊行された「真説 謎解き日本史」(講談社文庫)を底本にしている。
著者紹介
1945年生まれ。美術、歴史、政治、物理……あらゆる分野にわたり博覧強記。独自の視点から常識・既存の枠組みを打ち破る「新説」を提示し鮮やかに実証する。映画監督・作家・テレビディレクターらに圧倒的な支持を受ける。 著書に『東洲斎写楽はもういない』『二人の天魔王』『ジェームス・ディーンの向こうに日本が視える』『謎ジパング』『アカシック ファイル』、鳥玄坊三部作、『日本国大崩壊』『七つの金印』など多数。