
マイページに作品情報をお届け!
定吉七番の復活
サダキチセブンノフッカツ
- 著: 東郷 隆

四半世紀の刻を経て、いま蘇る伝説の「定吉七番シリーズ」!二十数年前、スイスアルプスのクレバスに消えた「定吉七番」。最大の敵「NATTO」と戦うため、氷の中から、いま蘇る!日本中を熱狂させた幻のシリーズが復活! はるか昔にバブルは弾け、長期の経済低調にあえぐ平成ニッポンが舞台。小番頭・雁之助といったお馴染みの面子に加え、強烈な新キャラも続々登場。爆笑必至のスパイアクションコメディ!
四半世紀の刻を経て、いま蘇る伝説の「定吉七番シリーズ」!
二十数年前、スイスアルプスのクレバスに消えた「定吉七番」。最大の敵「NATTO」と戦うため、氷の中から、いま蘇る!
日本中を熱狂させた幻のシリーズが、四半世紀ぶりに復活! はるか昔にバブルは弾け、長期の経済低調にあえぐ平成ニッポンが舞台。小番頭・雁之助といったお馴染みの面子に加え、強烈な新キャラも続々登場。爆笑必至のスパイアクションコメディ!
「定吉七番」――大阪商工会議所秘密会所所属の情報部員、「殺人許可証を持つ丁稚」である。唐桟の仕着せに前垂れかけて、愛用の包丁「富士見西行」を懐に、関西経済界の破壊を目論む悪の結社「NATTO(ナットー)」(汎関東主義秘密結社)との戦いに挑む。
目次
第一話 氷漬けの丁稚
第二話 彷徨う定吉
第三話 新たなる敵
第四話 仕事する丁稚
第五話 潜入する丁稚
第六話 咆哮する丁稚
第七話 朝日村の秘密
第八話 帝国の復活
最終話 明日への飛翔
書誌情報
紙版
発売日
2013年02月01日
ISBN
9784062176392
判型
四六変型
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
290ページ
初出
『小説現代』2010年6月号~2011年2月号
著者紹介
東郷隆(とうごう・りゅう) 1951年、神奈川県横浜市生まれ。国学院大学経済学部卒業。ジャーナリストとしてアフガニスタン内戦を体験、ノンフィクション『戦場は僕らのオモチャ箱』で作家デビュー。1993年『大砲松』で吉川英治文学新人賞を、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎賞を受賞。その博覧強記ぶりはつとに知られ、武器・時代考証のエキスパートでもある。 近著に『黒髪の太刀―戦国姫武者列伝』『センゴク兄弟』『魁偉なり――広瀬武夫伝』『青銭大名』などがある。本書は、いまや伝説といわれる「定吉七番シリーズ」、四半世紀ぶりの最新作である。