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われらの再生の日
ワレラノサイセイノヒ
- 著: 阿部 牧郎

ほんの冷やかしのはずだった……。60代後半の物書き・矢部三郎は取材にと飛びこんだセクシー・キャバクラの女・ゆりあに入れ込み、店外につれだして心身ともに関係を深めていく。同時にパソコンの手ほどきを受けた矢部は、時代の流れに乗る楽しさを知り、ブログや電子書籍にも挑戦しはじめる。だが、やがて姿を消したゆりあを追って、矢部はさらなる行動を起こす──。生きる意味の転換を問いかける長編小説。
年輪礼賛!
孫ほど年下の娘と人生最後の恋を楽しむ老年作家。大人の余裕を見せつけて、甘美な果実をもぎとるが――。
生きてきてよかった。そう思ったことはありますか。
ほんの冷やかしのはずだった。
60代後半の物書き・矢部三郎は取材にと飛びこんだセクシーキャバクラの女・ゆりあに入れ込み、店外につれだして心身ともに関係を深めていく。同時にパソコンの手ほどきを受けた矢部は、時代の流れに乗る楽しさを知り、ブログや電子書籍にも挑戦しはじめる。だが、やがて姿を消したゆりあを追って、矢部はさらなる行動を起こす――。
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書誌情報
紙版
発売日
2012年05月18日
ISBN
9784062176767
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
314ページ
電子版
発売日
2014年01月17日
JDCN
0621767600100011000D
著者紹介
1933年、京都生まれ。京都大学文学部卒業。1988年、8回目の候補作であった『それぞれの終楽章』で第98回直木賞を受賞。官能小説、戦記小説、時代小説など幅広い分野で健筆を振るっている。近著は『神の国に殉ず 小説・東条英機と米内光政』『定年直後』など。