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介助犬を育てる少女たち -荒れた心の扉を開くドッグ・プログラム-
カイジョケンヲソダテルショウジョタチアレタココロノトビラヲヒラクドッグプログラム
- 著: 大塚 敦子
「あなたがいてくれることで、乗りこえられる!」
麻薬、窃盗、暴行……。さまざまな問題を抱えた10代の少女たちが、介助犬を育てながら再生していく姿を追った、心ゆさぶるノンフィクション!
アメリカ・カリフォルニア州にある「シエラ・ユース・センター」。ここでは非行をした少女たちが、社会できちんと生活できるようになるための教育の一環として、介助犬を訓練する「ドッグ・プログラム」が行われています。障害をもつ人の日常生活を手助けする介助犬を育てる――。その経験をとおして、さまざまな問題や生きづらさを抱えた少女たちが、少しずつ変わっていきます。
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書誌情報
紙版
発売日
2012年06月15日
ISBN
9784062176972
判型
四六
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
212ページ
著者紹介
1960年和歌山市生まれ。上智大学文学部英文学学科卒業。商社勤務を経て報道写真を撮り始め、パレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争などの国際紛争を取材。92年以降はアメリカとヨーロッパを舞台に、死と向きあう人々の生き方、自然や動物との絆がもたらす癒しなどのテーマに取り組んでいる。 エイズとともに生きた女性の記録で、98年度「準太陽賞」を受賞、『いのちの贈りもの ―犬、猫、小鳥、そして夫へ』(岩波書店)にまとめる。写真絵本『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で、2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『平和の種をまく ボスニアの少女エミナ』(岩崎書店)が2008年青少年読書感想文コンクール小学校高学年の部の課題図書に選定。 主な著書に、『別れのレッスン』(講談社)、『犬が生きる力をくれた』『野菜がかれらを育てた』(以上、岩波書店)、『介助犬ターシャ』『ありがとう フォンジー』『元気になってね フェンディ』(以上、小学館)、『動物たちが開く心の扉』『わたしの病院、犬がくるの』(岩崎書店)などがある。