147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官

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147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官

ヒャクヨンジュウナナヘルツノケイショウホウイコンチュウガクソウサカン

文芸(単行本)

全焼したアパートから焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。解剖の結果、意外な事実が判明する。腹腔から大量の蠅の幼虫が発見されたのだ。一部は生きた状態で。混乱する現場の署員たちに、さらに衝撃が走る。手がかりに「虫」が発見されたせいか、法医昆虫学が捜査に導入されることに。日本では始めての試み。赤堀涼子という学者が紹介され、一課の岩楯警部補と鰐川は昆虫学の力を存分に知らされるのだった。


全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。遺体は焼け焦げ炭化して、解剖に回されることに。その過程で、意外な事実が判明する。被害者の腹腔から大量の蠅の幼虫が発見されたのだ。しかも一部は生きた状態で。混乱する現場の署員たちの間に、さらに衝撃が走る。手がかりに「虫」が発見されたせいか、法医昆虫学が捜査に導入されることになる。法医昆虫学はアメリカでは導入済みだが、日本では始めての試み。赤堀涼子という学者が早速紹介され、一課の岩楯警部補と鰐川は昆虫学の力を存分に知らされるのだった。蠅の幼虫は赤堀に何を語ったのか!


書誌情報

紙版

発売日

2012年07月19日

ISBN

9784062178310

判型

四六変型

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

354ページ

著者紹介

著: 川瀬 七緒(カワセ ナナオ)

1970年、福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーに。デザインのかたわら2007年から小説の創作活動に入り2010年に第56回江戸川乱歩賞の最終候補に選ばれる。2011年、同賞二度目の応募で『よろずのことに気をつけよ』がみごと第57回江戸川乱歩賞を受賞。15年ぶりの女性受賞者として、おおいに注目を集める。

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