人生が変わる 愛と性の哲学

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人生が変わる 愛と性の哲学

ジンゼイガカワルアイトセイノテツガク

愛とは何か、正しく愛するとはどういうことかという「謎」について、論考する。恋愛、友愛、家族愛、ペットへの愛、国への愛、地球への愛……。さらに、愛が人間にとって不可欠の営みであることから、必然的に「性」と「犯罪」といった問題が絡んでくる。狂おしいほどの恋愛、涙を誘う家族愛、倒錯的な性行為、そして殺人。本書はそんな愛の謎を解くミステリーである。


愛について哲学する本。
愛とは何か、正しく愛するとはどういうことかという「謎」について、論考する。
恋愛、友愛、家族愛、ペットへの愛、国への愛、地球への愛……。
さらに、愛が人間にとって不可欠の営みであることから、必然的に「性」と「犯罪」といった問題が絡んでくる。愛することが身体を巻き込むがゆえに、一般的にはオープンな話題とならない性についても論じる必要が出てくる。
狂おしいほどの恋愛、涙を誘う家族愛、倒錯的な性行為、そして殺人。
本書はそんな愛の謎を解くミステリーである。


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目次

第1章 三つの愛
 エロース―「恋は自己愛なのですか?」
 フィリア―「友情は愛情なのですか?」
 アガペー―「自分より他人を愛することができるか?」
第2章 恋愛
 プラトニック・ラブ―「愛のないセックス」
 同性愛―「同性を愛するのは異常ですか?」
 不倫―「どうして不倫はいけないんですか?」
第3章 友愛
 友情と恋の境目―「友達以上恋人未満って何ですか?」
 愛と正義―「人助けは愛なのですか?」
第4章 家族愛
 家族の絆―「なぜ家族のことを愛憎するのですか?」
 DV―「なぜ家族に暴力をふるってしまうのですか?」
 愛と死別―「どうすれば家族との死別から立ち直れるか?」
第5章 愛と幸福の関係
 愛と幸福―「愛がなくても幸せでいられますか?」
 愛と努力―「どうしたら愛を得られますか?」
 アニメへの愛―「人間を愛さなくてもいいですか?」
第6章 愛と憎しみの関係
 愛と暴力―「愛するがゆえに暴力をふるうことはあるか?」
 愛と殺人―「安楽死は愛なのですか?」
 ストーカー―「ストーカーはなぜ嫌がらせをするのですか?」
第7章 愛国心と人類愛
 愛と国家―「どうして国対抗のサッカーは燃えるか?」
 愛と宗教―「どうして宗教同士けんかをするのですか?」
第8章 哲学者たちの恋愛
 サルトル―「なぜ結婚しなかったのか?」
 キルケゴール―「なぜ婚約破棄したのか?」
 ハイデガー―「不倫は許されるのか?」
 フーコー―「同性愛は思想と関係があるのか?」

書誌情報

紙版

発売日

2012年09月22日

ISBN

9784062179546

判型

新書

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

226ページ

電子版

発売日

2012年11月09日

JDCN

0621795400100011000E

著者紹介

著: 小川 仁志(オガワ ヒトシ)

1970年、京都府生まれ。哲学者。専門はヘーゲルおよび政治哲学。京都大学法学部卒業。伊藤忠商事入社。その後、司法試験に失敗、名古屋市役所に入庁する。市役所に勤務しながら名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士号(人間文化)取得。現在、徳山工業高等専門学校准教授、哲学カフェ主宰。米プリンストン大学客員研究員(2011年度)。

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