国を蹴った男

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国を蹴った男

クニヲケッタオトコ

文芸(単行本)

不条理な世を渡る武器は、気骨と果断。利に生きるか、義に死すか。敗れざる者たちの魂の咆哮。”豪腕作家”の凛然たる戦国小説集。いま、もっとも注目される歴史作家が満を持して放つ! 不条理な世を渡る武器は、気骨と果断。利に生きるか、義に死すか。武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣秀吉――天下に手を伸ばした英雄たちの下、それぞれの一戦に臨む者たちの、生死の際を描く! 伊東潤、一戦ここにあり!


不条理な世を渡る武器は、気骨と果断。利に生きるか、義に死すか。敗れざる者たちの魂の咆哮。”豪腕作家”の凛然たる戦国小説集。

いま、もっとも注目される歴史作家が満を持して放つ! 不条理な世を渡る武器は、気骨と果断。利に生きるか、義に死すか。武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣秀吉――天下に手を伸ばした英雄たちの下、それぞれの一戦に臨む者たちの、生死の際を描く!

伊東潤、一戦ここにあり!


目次

「牢人大将」
「戦は算術に候」
「短慮なり名左衛門」
「毒蛾の舞」
「天に唾して」
「国を蹴った男」

書誌情報

紙版

発売日

2012年10月27日

ISBN

9784062179911

判型

四六変型

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

306ページ

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    牢人大将

    初出

    『小説現代』2011年11月号

  • 作品名

    戦は算術に候

    初出

    『小説現代』2012年3月号

  • 作品名

    短慮なり名左衛門

    初出

    『小説現代』2012年7月号

  • 作品名

    毒蛾の舞

    初出

    『小説現代』2011年1月号(「毒蛾に刺された男」を改題)

  • 作品名

    天に唾して

    初出

    『小説現代』2012年5月号

  • 作品名

    国を蹴った男

    初出

    『小説現代』2012年9月号

著者紹介

著: 伊東 潤(イトウ ジュン)

(いとう・じゅん) 1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業後、外資系企業に長らく勤務後、執筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った実用書を相次いで発表。2011年『戦国鬼譚 惨』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『城を噛ませた男』で第146回直木賞候補となる。最新刊は『叛鬼』。 主な著書に『武田家滅亡』『山河果てるとも』『戦国無常 首獲り』『戦国鬼譚 惨』『幻海 The Legend of Ocean』『戦国鎌倉悲譚 剋』『北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録』『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』本屋が選ぶ時代小説大賞2011」受賞)『義烈千秋 天狗党西へ』などがある。

既刊・関連作品一覧