戦争と天災のあいだ─記録の改竄、記憶の捏造に抗して

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戦争と天災のあいだ─記録の改竄、記憶の捏造に抗して

センソウトテンサイノアイダキロクノカイザンキオクノネツゾウニコウシテ

見たくないものにしっかりと目を向けることから、はじめて希望は生まれてくる!――大震災はこの国の社会システムの欠陥を白日の下にさらけだした。それは67年前に克服したはずのものだったのに。反省と新たな決意!

※北海道新聞では保阪正康さんの監修のもと、「道新フォーラム~現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」という企画を2009年から毎年、発信しつづけています。これまでに半藤一利、立花隆、澤地久枝、姜尚中の各氏が講演し、聴衆と活発な討論を続けてきました。本書はその活字化の第1弾として2011年のフォーラム「20代と考える戦争と大震災」 をお届けするものです。

≪道新フォーラム≫活字化 第1弾


ⒸHOSAKA MASAYASU/Kang Sang-jung

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書誌情報

紙版

発売日

2012年11月22日

ISBN

9784062180832

判型

四六

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

178ページ

電子版

発売日

2023年07月14日

JDCN

06A0000000000648862J

初出

2011年10月30日に札幌市中央区の道新ホールで開かれた道新フォーラム「現代への視点2011~歴史から学び、伝えるもの」(北海道新聞社主催)を書籍化したもの。当日の講演をベースに大幅に加筆、削除訂正をほどこすなど講談社において新たに編集し、脚註を付したもの。

著者紹介

著: 保阪 正康(ホサカ マサヤス)

保阪正康(ほさか・まさやす) 1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究を志し、延べ4000人もの関係者たちに取材してその肉声を記録してきた。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で、第52回菊池寛賞を受賞。『「特攻」と日本人』(講談社現代新書)、『昭和史七つの謎』(講談社文庫)、『明仁天皇と裕仁天皇』(講談社)、『東條英機と天皇の時代(上下)』(文春文庫)、『昭和陸軍の研究(上下)』(朝日文庫)など著書多数。

著: 姜 尚中(カン サンジュン)

姜尚中 (カン・サンジュン/Kang Sang-jung) 1950年、熊本県熊本市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学助教授・準教授などを経て、現在、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授。東京大学現代韓国研究センター長。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍。『オリエンタリズムの彼方へ―近代文化批判』『マックス・ウェーバーと近代』(ともに岩波現代文庫)、『母─オモニ』(集英社)、『ナショナリズムの克服』『姜尚中の政治学入門』『日朝関係の克服』『ニッポン・サバイバル』『悩む力』『続・悩む力』(いずれも集英社新書)、『在日』(講談社/集英社文庫)『在日 ふたつの「祖国」への思い』(講談社+α新書)など著書多数。

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