「贅」の研究

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「贅」の研究

ゼイノケンキュウ

文芸評論家・福田和也氏が「本当の贅沢とは何か?」を探し求め、選び抜かれた「もの」「店」「人」を、ダンディズムを志向する男性ばかりでなく、本物を志向し文化を愛するすべての世代に語りかけるフォト・エッセイ。「本当の贅沢」を、福田氏自身が、現場に赴き、話を聞いて、そして自ら撮影。カメラ、とんかつ、床屋、鮨、帽子、靴、バー、絵画、名刺、洋食、古道具、眼鏡、洋服……、これぞ大人が持つ「日常の美学」。――「何時までも、若さを、なんて子供っぽいじゃないか。ボブ・ディランならともかくね」


ⒸKazuya Fukuda

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目次

第1回・・・ライカという工業製品
第2回・・・村田眼鏡舗
第3回・・・BAR TONE
第4回・・・米倉理容室
第5回・・・江戸前の「米」-鮨 松波-
第6回・・・日本の洋画-フォルム画廊-
第7回・・・ロロ・ピアーナ
第8回・・・かつぜん
第9回・・・古道具坂田
第10回・・・トラヤ帽子店
第11回・・・J.M.Weston
第12回・・・嘉瑞工房
第13回・・・南蛮銀圓亭

書誌情報

紙版

発売日

2013年02月01日

ISBN

9784062181525

判型

A5

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

178ページ

電子版

発売日

2022年07月29日

JDCN

06A0000000000495923O

初出

講談社MOOK『セオリー』2010年vol.2~2012年vol.2

著者紹介

著: 福田 和也(フクダ カズヤ)

1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。現在、慶應義塾大学環境情報学部教授。1989年、『奇妙な廃墟』(国書刊行会・ちくま学芸文庫)でデビュー。1993年、新潮社刊『日本の家郷』で三島由紀夫賞を受賞。『甘美な人生』(ちくま学芸文庫)で平林たい子文学賞、『地ひらく』(文春文庫)で山本七平賞、『悪女の美食術』(講談社文庫)で講談社エッセイ賞を受賞。『人間の器量』『闘う書評』『死ぬことを学ぶ』(新潮社)、『悪と徳と 岸信介と未完の日本』(扶桑社)、『病気と日本文学~近現代文学講義』(洋泉社)等著書多数。

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