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天山の巫女ソニン 江南外伝 海竜の子
テンザンノミコソニンカンナムガイデンカイリュウノコ
- 著: 菅野 雪虫
人気ロングセラーファンタジー小説「天山の巫女ソニン」の番外編が登場!陰謀により故郷も母も失った少年クワン。後に江南の第2王子となるクワンの波乱にみちた再生の物語。
人気ロングセラーファンタジー小説「天山の巫女ソニン」の番外編が登場。
江南の美しい湾を牛耳る『海竜商会』。その有力者サヴァンを叔父にもち、何不自由なく幸せな日々を送っていた少年・クワン。しかし、クワンが落としたアクセサリーがきっかけとなり、湾に毒が流される。湾の海産物はすべて死滅し、混乱に巻き込まれサヴァンと母は亡くなってしまう。 すべてを失ったクワンのもとに、王宮から迎えがくる。江南王の隠し子であることを告げられたクワンは、王宮でくらすことを決める。そこで、あの事件が、側室の子であるクワンを憎んだミナ王妃による陰謀だと気づいて・・・・・・。多くの人々の心をひきつける江南の第2王子クワンの絶望と波乱にみちた魂の再生の物語。
書誌情報
紙版
発売日
2013年02月26日
ISBN
9784062181655
判型
四六
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
250ページ
著者紹介
1969年福島県浜通り生まれ。2002年「橋の上の少年」で第36回北日本文学賞受賞。2005年「ソニンと燕になった王子」で第46回講談社児童文学新人賞を受賞し、改題加筆した『天山の巫女ソニン 1 黄金の燕』でデビュー。同作品で第40回児童文学者協会新人賞を受賞。ほかの作品に『羽州ものがたり』『女王さまがおまちかね』がらう。ペンネームは子どもの頃好きだった、雪を呼ぶといわれる初冬に飛ぶ虫の名からつける。