三姉妹とその友達

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三姉妹とその友達

サンシマイトソノトモダチ

文芸(単行本)

コミュニケーションの利便性を高度に追求した結果、人々は人間性を完全に喪失していた。二〇一二年七月、そのことを憂う口べたな四兄弟が立ちあがった。長兄は、多機能携帯電話を廃棄し、貝がらを耳にあてるよう訴える。そうすることで、人は心を静め、本来は聞き取れぬはずの声と交信することまで可能になり、それにより豊かな人間性を回復することができるというのだが……。ノスタルジィとリリシズムをたたえる福永信の最新作!


スマートフォンを海へ投げ捨て、貝がらを耳にあてろ!

コミュニケーションの利便性を高度に追求した結果、人々は人間性を完全に喪失していた。
2012年7月、そのことを憂う口べたな四兄弟が立ちあがった。長兄は、多機能携帯電話を廃棄し、貝がらを耳にあてるよう訴える。そうすることで、人は心を静め、本来は聞き取れぬはずの声と交信することまで可能になり、それにより豊かな人間性を回復することができるというのだが……。
ノスタルジィとリリシズムをたたえる福永信の新作!

隠された名作「この世の、ほとんどすべてのことを」も友情収録!


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目次

三姉妹
そのノベライズ

この世の、ほとんどすべてのことを

書誌情報

紙版

発売日

2013年02月23日

ISBN

9784062182089

判型

四六変型

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

154ページ

電子版

発売日

2013年03月22日

JDCN

0621820800100011000Q

初出

収録作は加筆、再構成したもの。

収録作品

  • 作品名

    三姉妹

    初出

    『群像』2012年7月号~10月号

  • 作品名

    そのノベライズ

    初出

    『群像』2012年7月号~10月号

  • 作品名

    この世の、ほとんどすべてのことを

    初出

    「早稲田文学編集室」ウェブサイト 2011年5月6日 (収録作は、初出に若干の修正を加えた朗読台本)

著者紹介

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