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猫弁と少女探偵
ネコベントショウジョタンテイ
- 著: 大山 淳子

飼い猫・テヌーの足跡を見て、自身の「大いなる欠け」を知った天才弁護士・百瀬太郎。三毛猫が失踪してしまった少女は、百瀬とコンビを組み、猫を探し出すことになった。婚約者の大福亜子は、誕生日に百瀬から呼び出され、贈り物を期待していた。イタズラ好きの少年は、百瀬法律事務所の手伝いをしていた。やっかいでかけがえのない人たちの謎を抱えた百瀬のもとに、百瀬次郎と名乗る赤毛の青年までやってきて――。
飼い猫・テヌーの足跡を見て、自身の「大いなる欠け」を知った天才弁護士・百瀬太郎。三毛猫が失踪してしまった少女は、百瀬とコンビを組み、猫を探し出すことになった。婚約者の大福亜子は、誕生日に百瀬から呼び出され、贈り物を期待していた。イタズラ好きの少年は、百瀬法律事務所の手伝いをしていた。やっかいでかけがえのない人たちの謎を抱えた百瀬のもとに、百瀬次郎と名乗る赤毛の青年までやってきて――。大切なものたちがつぎつぎにつながるハートフルミステリー、急展開の第四弾!
目次
第一章 少女とエリザベス
第二章 三毛猫誘拐事件
第三章 おとうと次郎
第四章 空にいる
第五章 百瀬の卒業
書誌情報
紙版
発売日
2013年08月31日
ISBN
9784062183826
判型
四六変型
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
258ページ
著者紹介
2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。 2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。 2011年、『猫弁~死体の身代金~』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞。デビュー作『猫弁』は単行本と文庫をほぼ同時に発売し、どちらも大反響を得て版を重ねた。続く6月に『猫弁と透明人間』を刊行し、こちらも2013年4月にドラマ化された。シリーズ3作目に『猫弁と指輪物語』を発表し、本作がシリーズ4作目となる。