鶏が鳴く

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鶏が鳴く

ニワトリガナク

文芸(単行本)

かつてのバンド仲間で引きこもり中の健吾は毎週月曜日の深夜、入荷したての少年ジャンプを買いに、コンビニに現れるという。なんとなく健吾が気に入らない(のに気になる)伸太は、健吾がコンビニにはいるのを確認して留守宅に侵入する。ところが深夜にもかかわらず、健吾宅からは奇声が響き渡っていた。健吾の部屋には聖書や洋書が置いてある。伸太は、帰ってきた健吾と夜通し話し合うことになるのだが……。


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書誌情報

紙版

発売日

2013年08月24日

ISBN

9784062184731

判型

四六

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

178ページ

初出

『群像』2013年6月号

著者紹介

著: 波多野 陸(ハタノ リク)

1990年、千葉県生まれ。上智大学文学部卒。フリーター。千葉県在住。