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探偵工女 富岡製糸場の密室
タンテイコウジョトミオカセイシジョウノミッシツ
- 著: 翔田 寛

日本の近代化を推進する原動力として、明治新政府が総力を挙げて建設した富岡製糸場。開業翌年の明治6年、この大規模器械式製糸場内で、若き工女が惨殺死体となって発見された。密室殺人の裏に隠された意外な真相に、被害者の傍輩である工女が迫る。
日本の近代化を推進する原動力として、明治新政府が総力を挙げて建設した富岡製糸場。開業翌年の明治5年、この大規模器械式製糸場内で、若き工女が惨殺死体となって発見された。密室殺人の裏に隠された意外な真相に、被害者の傍輩である工女が迫る。『誘拐児』ほかで時空を超える人間の業と謎を探求し続ける江戸川乱歩賞作家による、近代日本ミステリー。
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目次
プロローグ
第一章 明治六年六月二十日
第二章 明治六年六月二十一日
第三章 明治六年六月二十二日
第四章 明治六年六月二十三日
エピローグ
書誌情報
紙版
発売日
2014年08月05日
ISBN
9784062185028
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
274ページ
電子版
発売日
2014年09月26日
JDCN
0621850200100011000H
著者紹介
1958年東京生まれ。2000年「影踏み鬼」で第22回小説推理新人賞を受賞しデビュー。2008年『誘拐児』で第54回江戸川乱歩賞を受賞。ミステリーと時代小説の両ジャンルで健筆をふるっており、2014年、「墓石の呼ぶ声」で第67回日本推理作家協会賞短編部門候補となった。他の著書に『無宿島』『逃亡戦犯』『築地ファントムホテル』などがある。