ネット時代の地方自治

ネット時代の地方自治

ネットジダイノチホウジチ

地方自治の原点は、「顔の見える地域社会」である。インターネットという新しい情報基盤が社会に生まれ、ますます賑わいを見せている現代において、どんな社会状況が生じているのか。地方自治を実行するための、より有効な方法とはなにか。「顔の見える地域社会」とは、読者だれもが主人公となる、リアルな暮らしそのもののこと。地方自治の表裏を知り尽くした著者ならではの、より良い地域社会を実現する、実践的な提案。


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目次

序章:ジェイムズ・ブライスが見た「地方自治」
第一章:「住民」とは何か、自治体はどう向き合うのか
第二章:住民情報の把握と共有
第三章:ネット時代のコミュニケーションと地域社会
第四章:「顔の見える地域社会」を内包する自治体へ
第五章:「平成の大合併」後の基礎自治体像
第六章:大都市制度の本質
第七章:ネット時代の議会と首長
終章:ネット時代における地方自治の未来

書誌情報

紙版

発売日

2013年08月08日

ISBN

9784062185400

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

242ページ

著者紹介

著: 久元 喜造(ヒサモト キゾウ)

神戸市副市長。1954年神戸市生まれ。東京大学法学部卒業。旧自治省入省。内閣官房内閣審議官、総務省選挙部長、同自治行政局長などを歴任。地方自治の表裏を知り尽くし、現場でより良き社会の実現に汗をかき続けている。