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傷
キズ
- 著: 堂場 瞬一

膝の手術に失敗したプロ野球界の看板選手。再起を目指すなか、「わざとミスをされた」と担当した医師を刑事告訴するという前代未聞の事態に。そしてスポーツ医学界の権威だった担当医は失踪する。警察、メディアはそれぞれ探るが真相は見えない。そんななか、成果に飢える若手刑事と女性記者の意外なコンビは成立するのか? 警察×医療×野球、堂場瞬一の新たなる挑戦が始まった。
警察×医療×報道×野球 傷だらけの男と女
ハイブリッド警察小説!
堂場瞬一の新たなる挑戦
膝の手術に失敗したプロ野球界の看板選手。再起を目指すなか、「わざとミスをされた」と担当した医師を刑事告発するという前代未聞の事態に。そしてスポーツ医学界の権威だった担当医は失踪する。警察、新聞はそれぞれの筋から探るが、真相は見えない。成果に飢える若手刑事とアラサー女性記者の意外なコンビが成立するのか。
女性記者・西潟理恵に導かれるようにして、初事件にして難事件に取り組む新人・青井刑事の成長が清々しい、新たなる堂場エンターテインメント!
目次
第1章 理不尽
第2章 ある会見
第3章 介入
第4章 隔離された男
第5章 下っ端
第6章 正体
第7章 交点
第8章 数字は語る
第9章 不自然
第10章 突破口
最終章 最後の黒幕
書誌情報
紙版
発売日
2013年09月20日
ISBN
9784062185646
判型
四六変型
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
370ページ
初出
『小説現代』2011年12月号、2012年10月号~2013年7月号
著者紹介
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞。著書に「刑事・鳴沢了」シリーズ、『八月からの手紙』『穢れた手』『歪』など多数。