イタリアの道

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イタリアの道

イタリアノミチ

画家・絵本作家ささめやゆき氏が、3か月にわたるイタリア滞在中に描きためたスケッチをまとめました。憧れのフェリーニの生家を訪ねた日のことや、フィレンツェの街角でみかけた猫が看取ったばかりの飼い猫にそっくりだったこと、長年連れ添った妻をマラソンの伴走者に見立ててみたり……。
スケッチは初めてというささめや氏ですが、その軽やかさ、自由さは、これまで見せていた絵本作家や版画家としての顔とはまた違った魅力にあふれています。ライブ感溢れるスケッチは100枚以上にものぼり、本画集ではそのうち80点以上を収録。そして、スケッチに添えられた縦横無尽なエッセイが、洒脱な絵をさらに味わい深いものにします。さまざまな思いを絵筆に託した画文集です。
2013年10月12日~22日の期間、東京・渋谷のBunkamura Box Galleryギャラリーにて掲載作品を含む展覧会を開催予定。


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書誌情報

紙版

発売日

2013年10月09日

ISBN

9784062186339

判型

B5変型

価格

定価:2,750円(本体2,500円)

ページ数

146ページ

著者紹介

文・絵: ささめや ゆき(ササメヤ ユキ)

1943年、東京都生まれ。版画家として活躍する一方、イラスト、書籍装画、絵本の分野でも多くの作品を発表。おもな絵本に『マルスさんとマダムマルス』(原生林)、『幻燈サーカス』(文・中澤晶子、BL出版)、『ブリキの音符』(文・片山令子、白泉社)、『もしも ねこが サーカスに いったら』、『狂言えほん ぶす』(文・もとしたいづみ)、『はだかのカエルとはだしのライオン』(以上講談社)、『ねこのチャッピー』(小峰書店)、『くうき』(作・まど・みちお、理論社)など。『ガドルフの百合』(文・宮沢賢治、偕成社)で小学館絵画賞、『あした うちに ねこが くるの』(文・石津ちひろ)で日本絵本賞のほかに、講談社出版文化賞さしえ賞、ベルギー・ドメルホフ国際版画展銀賞等、受賞多数。

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