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猫のよびごえ
ネコノヨビゴエ
- 著: 町田 康

『猫にかまけて』以来、高い人気を誇るシリーズ待望の第4弾。ボランティアに保護された猫を預かるうちに、猫の数が増えてゆく町田家。ウイルスを持ち、人間におびえてなつかない猫から、海岸を散歩中に後をついてきた人なつこい猫まで、さまざまな猫たちと不器用な飼い主との間で繰り広げられる、心温まる日常。のどかな光景の中にも、生き物を飼うことへの真摯なまなざしと優しさが貫かれた傑作エッセイ。
『猫にかまけて』以来、高い人気を誇るシリーズ待望の第4弾。
ボランティアに保護された猫を預かるうちに、猫の数が増えてゆく町田家。
ウイルスを持ち、人間におびえてなつかない猫から、海岸を散歩中に後をついてきた人なつこい猫まで、
さまざまな猫たちと不器用な飼い主との間で繰り広げられる、心温まる日常。
のどかな光景の中にも、生き物を飼うことへの真摯なまなざしと優しさが貫かれた傑作エッセイ。
目次
ビーチの到来
ネムリ・キョーシローの到来
「死にしなの茶碗」と猫たちの怒り
茶室の猫たちの移動
甘やかしの問題
エルのマーキングの問題
奈奈の全員敵視政策
書誌情報
紙版
発売日
2013年11月29日
ISBN
9784062186650
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
282ページ
初出
『Grazia』2010年8月号~2013年8月号 単行本化にあたり一部改稿した。
著者紹介
著: 町田 康(マチダ コウ)
1962年大阪府生まれ。作家、歌手、詩人として活躍。1996年に発表した小説『くっすん大黒』でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、2001年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、2005年『告白』で谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。著書に『人間小唄』、『この世のメドレー』、『猫にかまけて』シリーズ、『スピンク日記』シリーズなどエッセイも多数。