峠越え

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峠越え

トウゲゴエ

文芸(単行本)

最注目作家・伊東潤×戦国の覇者・徳川家康吉川英治文学新人賞、山田風太郎賞、歴史時代作家クラブ賞。次々と主要文学賞を制圧する著者が、ついに上洛を果たす! 過酷な乱世を勝ち抜いた天下人、その「生きる力」に迫る。この世には、凡人にしか越えられない山がある――。信長でも秀吉でもなく、家康こそが天下人たりえた理由とは?大胆不敵の大仕掛け、当代無双の歴史長編!


最注目作家・伊東潤×戦国の覇者・徳川家康

吉川英治文学新人賞、山田風太郎賞、歴史時代作家クラブ賞。
次々と主要文学賞を制圧する著者が、ついに上洛を果たす!
過酷な乱世を勝ち抜いた天下人、その「生きる力」に迫る。

この世には、凡人にしか越えられない山がある――。
信長でも秀吉でもなく、家康こそが天下人たりえた理由とは?
大胆不敵の大仕掛け、当代無双の歴史長編!

幼き頃、師より「凡庸」の烙印を押された男は、いかにして戦国の世を勝ち抜き、のちに天下を覆すことになったのか。
本能寺の変。信長、死す――。家康の人生最悪の危機は、最大の転機でもあった。

山岡荘八『徳川家康』、隆慶一郎『影武者徳川家康』、司馬遼太郎『覇王の家』。
名だたる傑作のいずれとも異なる、真実の姿を活写する!


目次

第一章 持たざる者
第二章 獅子身中の虫
第三章 まな板の鯉
第四章 窮鼠の賭け

書誌情報

紙版

発売日

2014年01月11日

ISBN

9784062187633

判型

四六変型

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

282ページ

初出

『新刊展望』2011年7月号~2013年6月号 ※単行本化にあたり大幅に加筆修正した。

著者紹介

著: 伊東 潤(イトウ ジュン)

(いとう・じゅん) 1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業後、外資系企業に長らく勤務後、執筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った実用書を相次いで発表。2013年、『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞を受賞。 他の著書に『武田家滅亡』、『戦国鬼譚 惨』、『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(第1回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞)、『城を噛ませた男』、『叛鬼』、『王になろうとした男』、『黎明に立つ』などがある。

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