
陰陽探偵・中津川玲子の14日間
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- 著: 眞邊 明人
600年にわたって続く陰陽師の一族・中津川家の令嬢、中津川玲子。一流の霊能者で、しかもとびきりの美人でありながら、ワガママ放題に育った挙句のドSキャラで執事のオバラを困らせ続ける毎日を送っている。ある日、父の見よう見まねで除霊を行うことになった玲子。依頼者ルイスの言われるままに剥がした御札が、とんでもない災難をこの世に招来してしまう――。LINE ノベルの話題作、ついに新書判で登場!
600年にわたって続く陰陽師の一族・中津川家の令嬢、中津川玲子。一流の霊能者で、しかもとびきりの美人ではあるものの、ワガママ放題に育った挙句のドSキャラで執事のオバラを困らせ続ける毎日を送っている。ある日、イケメン画家ルイスの依頼で除霊を行うことになった玲子。父の見よう見まねでテキトーに行った除霊により、とあるお札を剥がしてしまい、戦国時代の覇王・織田信長をはじめ非業の死を遂げた7人の戦国武将と、7つの大罪を現世に復活させてしまう。信長はなぜか玲子のスマホに憑依し、味方であることがわかるものの、残る武将たちがどんな復活を遂げているかは皆目見当がつかない。それでも14日間のうちに、ある「儀式」を行わないと日本が破滅してしまうと脅す信長。こうして陰陽探偵・中津川玲子の大活躍がはじまった――。
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書誌情報
紙版
発売日
2013年12月21日
ISBN
9784062187978
判型
新書
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
ページ数
320ページ
電子版
発売日
2014年05月16日
JDCN
0621879700100011000M
著者紹介
1968年生まれ。同志社大学文学部卒。大手印刷会社勤務を経て97年に吉本興業入社。主に新規事業を手がけ年商20億を超えるビジネスに成長させる。2002年、吉本興業退社。その後はテレビドラマの監督など演出家として活躍し、新垣結衣や佐藤健のデビュー作を手がける。奇抜な演出方法と世界観には定評があり、即興芝居で闘う俳優のプロリーグ「アクトリーグ」などが話題に。今作が小説家としてのデビュー作。