ラフ・アンド・タフ

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ラフ・アンド・タフ

ラフアンドタフ

文芸(単行本)

賞金稼ぎを夢見て無茶ばかりする二人の男。ヤクザの借金を踏み倒した風俗嬢を見つけたが、女は言う。「好きなときに、好きな穴を使っていいのよ」。堅い絆で結ばれた二人は何もかも投げ捨てて女を、そしてその幼い息子を逃がすことを決意する。血塗れの子守歌をききながら、明日なき暴走が始まる。魂の兄弟、そして夢のような女と健気なガキ――死にたいくらい焦がれた幸せが目の前にある!


賞金稼ぎを夢見て無茶ばかりする二人の男。ヤクザの借金を踏み倒した風俗嬢を見つけたが、女は言う。「好きときに、好きな穴を使っていいのよ」。堅い絆で結ばれた二人は何もかも投げ捨てて女を、そしてその幼い息子を逃がすことを決意する。血塗れの子守歌をききながら、明日なき暴走が始まる。魂の兄弟、そして夢のような女と健気なガキ――死にたいくらい焦がれた幸せが目の前にある!


書誌情報

紙版

発売日

2014年02月01日

ISBN

9784062188357

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

322ページ

初出

『小説現代』2013年1月号~7月号

著者紹介

著: 馳 星周(ハセ セイシュウ)

1965年2月18日、北海道生まれ。横浜市立大学卒。96年に書き下ろし長編『不夜城』で衝撃的なデビューを果たし、翌年同作で第18回吉川英治文学新人賞を受賞。98年『鎮魂歌――不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞長編賞、99年『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。『ソウルメイト』『美ら海、血の海』『エウスカディ』『淡雪記』『沈黙の森』ほか多数。

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