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絵手紙で新しく生きる 描いて、送る。
カイテオクルエテガミデアタラシクイキル
- 著: 吉水 咲子
田舎の男子高校生がボランティアで書いた一枚の葉書が、老母のもとに届いたのは、著者49歳の時。母に乞われ、その返事を描くため初めて絵筆を取ってから、専業主婦の人生が一変した。ニューヨークで個展を開くため、初めて海外へ。そして世界一周クルーズ船での講師にも。「表現すること」「人とつながること」そして「向上すること」。「生きがい」としての絵手紙の魅力と、今日から始められる初心者向けのアドバイスを一冊に。
NHK Eテレ『団塊スタイル』で特集された吉水流絵手紙の入門書
田舎の男子高校生がボランティアで書いた一枚の葉書が、老母のもとに届いたのは、著者49歳の時。母に乞われ、その返事を描くため初めて絵筆を取ってから、専業主婦の人生が一変した。ニューヨークで個展を開くため、初めて海外へ。そして世界一周クルーズ船での講師にも。
「表現すること」「人とつながること」そして「向上すること」。「生きがい」としての絵手紙の魅力と、今日から始められる初心者向けのアドバイスを一冊に。
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目次
序章 絵手紙には、人を変える力がある
第一章 絵が下手なことがコンプレックスだった
のり巻きの端っこ
父の焼く炭
小さな家出
紙切れにいたずら描き
「明日から頑張んだぞ」
交際半年で結婚
自分一人でやるのが好き
伊勢丹の社員食堂でお昼を
和光の販売員
第二章 四九歳で、絵手紙と運命的に出会う
「こんな葉書が届いたんだよ」
絵手紙の修業
「マダム」と呼ばれる
「母への絵手紙展」
一二の教室
お年寄りたちに絵手紙を
第三章 新しく動き始めた人生
初めての海外
ニューヨークでの個展
パン屋さんのパンフレット
地球一周の船旅
出たとこ勝負
二度目の世界一周航海
第四章 亡き母へ送る絵手紙
母の生前に出した最後の絵手紙
桜の絵を描くこと
第五章 あなたも始めてみましょう
紙、筆、墨と顔彩
絵を描く題材
そのまま描き写して
日記帳に三行書くとしたら
一回きりの味わい
隠れている言葉をさがす
人からの刺激が必要
生活感は絵手紙の敵
「一本でも振り向かせてみせる」
第六章 絵手紙で変わった人たち
駆け足で教室に通ってくる
男だけが表現できる哀感
人の輪に入るということ
年季の入った人生には敵わない
心の整理
最高齢は一〇二歳
「気持ちを伝える」ことの効用
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2014年05月31日
ISBN
9784062189002
判型
四六
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
154ページ
電子版
発売日
2014年08月01日
JDCN
0621890000100011000N
著者紹介
よしみず・さきこ―1949年、栃木県生まれ。「絵手紙夢工房」代表。 都内を中心に、主宰教室、カルチャーセンター、デイケアホームなどで、小学生から百歳を超えるお年寄りまで、数多くの生徒に絵手紙を教える。 49歳の時、今は亡き老母に届いた男子高校生からの葉書に、代筆で返信を描いたのをきっかけに絵手紙に開眼。ニューヨークでの個展を開催、世界一周クルーズ船上での講師を務めるなど、人生が一変した。そのドラマチックなストーリーと味わいのある作品が、昨年NHK Eテレの人気番組『団塊スタイル』で紹介され、中高年層の注目を一気に集めた。