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寂聴まんだら対談
ジャクチョウマンダラタイダン

90歳を超えても精力的に創作を続け、対談の名手としても知られる瀬戸内氏と、第一線で活躍する作家8人によるダイアローグの真剣勝負。表現とは何か、なぜ小説を書くのか、作家とは如何なる存在なのか? 瀬戸内氏との対話を通して明らかになる作家たちの素顔、そして彼らの苦悩、愛憎、性、老い。さらには秘められた文壇ゴシップまで・・・。文学とはこんなに面白いのか、という驚きが満載の対話集。
90歳を超えてなお精力的に創作を続ける瀬戸内寂聴氏は、対談、座談の名手としても広く知られています。その瀬戸内氏と、第一線で活躍する作家8人によるダイアローグの真剣勝負。表現とは何か、なぜ小説を書くのか、作家とは如何なる存在なのか? 瀬戸内氏との対話を通して明らかになる作家たちの素顔、そして彼らの秘められた苦悩、愛憎、性、老い。さらには秘められた文壇ゴシップまで・・・。文学とはこんなに面白いのか、という驚きが満載の対話集。
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目次
女としてではなく、人として書く――山田詠美
小説で得るもの、失うもの――川上未映子
変わることから、美は生まれる――横尾忠則
悪から文学は始まる――花村萬月
ふたりが歩んだ戦後文学史――河野多惠子
愛し、憎み、書く――柳美里。
天才作家たちの喜びと哀しみ――酒井順子
老いと死のデザイン――島田雅彦。
書誌情報
紙版
発売日
2014年05月21日
ISBN
9784062189408
判型
四六
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
242ページ
初出
『群像』2010年1~4、6、10月号、2011年4月号、2013年1月号
著者紹介
1922年、徳島生まれ。東京女子大学卒。1957年に「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、1961年『田村俊子』で田村俊子賞、1963年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。1973年に平泉中尊寺で得度し、法名寂聴となる(旧名晴美)。1992年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年『白道』で芸術選奨、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年『風景』で泉鏡花文学賞受賞。2002年に『源氏物語』現代語訳を完訳。ほかに『爛』『月の輪草子』『烈しい生と美しい死を』など作品多数。
著: 柳 美里(ユウミリ)