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二度寝とは、遠くにありて想うもの
ニドネトハトオクニアリテオモウモノ
- 著: 津村 記久子

あの『やりたいことは二度寝だけ』がパワーアップしてかえってきた!布団に感謝して話しかけたり、落ち込んだら編み物に没頭したり、「女子会」「いい歳」「打明け話」など、“言葉”について考えたり、「一人ごはん」や「無縁死」について考察したり……どこにいても知らない人に道をきかれるという自称「気安い顔」の庶民派、芥川賞作家が綴る、味わい深くてグッとくる大人気日常エッセイ集第二弾。
大人気エッセイ、『やりたいことは二度寝だけ』がパワーアップしてかえってきた!
もっと笑えて泣ける、日常エッセイ集第二弾!
布団に感謝して話しかけたり、落ち込んだら編み物に没頭してみたり、「女子会」「いい歳」「打明け話」など、“言葉”について考えたり、「一人ごはん」や「無縁死」について考察したり……どこにいてもすぐ知らない人に道をきかれるという自称「気安い顔」の庶民派、芥川賞作家が綴る、味わい深くてグッとくる日々のエッセイ集第二弾。
1 となりの乗客の生活
2 現代のことばについて考える
3 溺れる乗客は藁をもつかむ
4 素人展覧会(第一期)
5 ソチとブラジル、その鑑賞と苦悩
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
2015年04月08日
ISBN
9784062190541
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
290ページ
初出
2010年~2014年に、朝日新聞、読売新聞、京都新聞、毎日新聞、日経ビジネスオンライン、「文藝春秋」「図書」「文學界」「Meets Regional」で発表された文章を、一部加筆修正及びタイトルの変更をいたしました。
収録作品
-
作品名初出
-
作品名
1 となりの乗客の生活
初出
『朝日新聞』2011年11月6日、12月4日、2012年1月15日、3月11日、4月6日、5月11日、6月8日、7月6日、8月3日、9月7日10月5日、11月2日、12月7日、2013年1月11日
-
作品名
続き
初出
2月8日、3月8日、4月3日、5月8日、6月5日、7月3日、7月31日、9月4日、10月2日、10月30日、11月27日、12月25日、2014年2月3日、3月3日、3月31日、4月28日、6月2日
-
作品名
続き
初出
6月30日、『読売新聞』2011年6月2日、6月9日、6月16日、『文藝春秋』2012年1月号、『図書』2011年3月号、『文學界』2012年6月号
-
作品名
2 現代のことばについて考える
初出
『京都新聞』2011年7月1日、9月12日、2012年1月18日、3月13日、5月8日、7月9日、9月10日、11月9日、2013年1月22日、4月4日、5月31日
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作品名
3 溺れる乗客は藁をもつかむ
初出
『日経ビジネスオンライン』2010年4月5日、5月10日、5月17日、6月7日、7月5日、9月6日、10月4日、11月1日、12月6日、2011年1月11日、2月7日、3月7日
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作品名
4 素人展覧会(第一期)
初出
『Meets Regional』2013年7月号、8月号、9月号、10月号、11月号、12月号、2014年1月号、2月号、3月号、4月号、5月号、6月号
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作品名
5 ソチとブラジル、その鑑賞と苦悩
初出
『朝日新聞』2014年2月26日、7月23日、8月4日、『毎日新聞』2014年6月26日
著者紹介
津村 記久子(つむら・きくこ) 1978年生まれ。大阪府出身。大阪府立今宮高等学校、大谷大学文学部国際文化学科卒業。 「マンイーター」(単行本化にあたり『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で第21回太宰治賞を受賞し、小説家デビュー。 2009年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で第30回野間文芸新人賞、同年には『ポトスライムの舟』で第140回芥川賞受賞。2011年『ワーカーズ・ダイジェスト』で第28回織田作之助賞受賞。 その他の著書に『カソウスキの行方』『婚礼、葬礼、その他』『アレグリアとは仕事はできない』『八番筋カウンシル』『とにかくうちに帰ります』『やりたいことは二度寝だけ』『ポースケ』など多数。