今日も明日も上機嫌。 モタさんの“言葉”

今日も明日も上機嫌。 モタさんの“言葉”

キョウモアシタモジョウキゲンモタサンノコトバ

“いい言葉”のオーソリティー・モタさんこと斎藤茂太さんが長年手帳にしたためた、心に響く言葉の数々を、松本春野さんのほのぼのとした水彩画とともに読み聞かせるNHKEテレの人気番組を完全書籍化! 大好評企画の第三弾です。今回は、現代人の心の疲れに効く言葉を、全45話の中から選りすぐりお贈りします。


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目次

第九話「早めに休むことだね」
あなたは人生を戦いだと考えてはいませんか。
でも人生は戦いではなくゲームなのです。
~F・スコヴェル・シン
第十話「長く続けることが…」
天才とは、根気である。 ~ビュフォン
第二十四話「後悔からスタートするのさ」
人間はみずからをあまりにも深刻に考えすぎる。
すなわち、これを原罪という。 ~オスカー・ワイルド
第四十五話「幸福を心に植える…」
君のおじいさんは、多くの人が大成功とは
呼ばないような目標を達成することで、
幸福な生涯を送った。 ~ウォード

書誌情報

紙版

発売日

2014年10月01日

ISBN

9784062191296

判型

A5

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

104ページ

著者紹介

文: 斎藤 茂太(サイトウ シゲタ)

1916(大正5)年、東京生まれ。歌人で精神科医の斎藤茂吉を父に、作家の北杜夫を弟に持つ。明治大学文学部卒業後、昭和大学医学部、慶應義塾大学などで精神医学を学ぶ。穏やかな語り口と笑顔がトレードマークで、生前は「モタさん」と呼ばれ多くの人に愛されました。精神科の医師として患者の治療に携わる傍ら要職を歴任、文筆活動も続けた。2006年、90歳で逝去。『「なぜか人に好かれる人」の共通点』(新講社)、『いい言葉は、いい人生をつくる』(成美文庫)、『自分らしく生きて、死ぬ知恵』(中経の文庫)など、家族や心をテーマにした随筆の多くがベストセラーとなり、いまでも多くの読者に親しまれています。“いい言葉”のオーソリティー。

絵: 松本 春野(マツモト ハルノ)

1984年、東京生まれ。多摩美術大学油画科卒業。大学在学中にはロンドンに留学、ヨーロッパの絵本作家たちと親交を持つ。現在、絵本作家、イラストレーターとして活躍中。ほっこりした水彩画のタッチは独特。主な仕事に、山田洋次監督の映画『おとうと』の 題字・映画ポスターイラスト、『寅さんDVDマガジン』(小社刊)での山田洋次書下ろし連載小説の挿絵など。近著に、『ふくしまからきた子』(岩崎書店)、『地震の夜にできること。』(角川書店)がある。画家で絵本作家のいわさきちひろは祖母にあたる。