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TATSUMAKI 特命捜査対策室7係
タツマキトクメイソウサタイサクシツ7ガカリ
- 著: 曽根 圭介

鬼切壮一郎は新人刑事として捜査一課に配属になる。「未解決事件」を専門に扱う特命対策室だった。配属初日、壮一郎は早速、辰巳麻紀主任と本所東署に向かった。岡田という窃盗の容疑者が、5年前に起きた失踪事件をネタに、量刑の取引を持ち掛けてきたのだ。小久保清二が突然姿を消し、兄の亮一が疑われた事件。当初、殺人犯捜査係が捜査に当たったが、亮一と失踪を結びつけることはできず、3か月後に捜査は終了していた……。
鬼切壮一郎は新人刑事として捜査一課に配属になる。一課といっても殺人捜査係ではなく、「未解決事件」を専門に扱う特命対策室だった。配属初日、壮一郎は早速、辰巳麻紀主任と本所東署に向かった。岡田という窃盗の容疑者が、5年前に起きた失踪事件をネタに、量刑の取引を持ち掛けてきたのだ。事件とは、小久保清二が突然姿を消し、兄の亮一が殺人犯として疑われた事案を指す。通常、成人男性が失踪しただけでは警察は動かないが、清二の妻が亮一を犯人だと訴えたことと、亮一が現役の刑事であったことで、殺人犯捜査係が捜査に当たることになった。が、亮一と失踪を結びつけることはできず、3か月後に捜査は終了している。岡田は、清二がヤバい仕事に手を出して消されたのだというが……!?
書誌情報
紙版
発売日
2014年11月26日
ISBN
9784062192163
判型
四六変型
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
290ページ
初出
「小説現代」2014年5・6月号掲載「TATSUMAKI 特命捜査対策室5係」を改題