信じられない「原価」 買い物で世界を変えるための本 2おもちゃ

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信じられない「原価」 買い物で世界を変えるための本 2おもちゃ

シンジラレナイゲンカカイモノデセカイヲカエルタメノホン2オモチャ

■この1冊で世界と自分のつながりがわかる!
身近な「食べもの」「おもちゃ」「テクノロジー」の裏側をのぞいてみよう!

 毎日の食べ物やおもちゃや携帯電話は、世界のどこの材料を使って、誰がつくって、誰が届けてくれているのでしょうか? 流通の仕組みが分かってくると、安くて豊富な商品が、過酷な労働環境をつくっていることを理解できるようになります。
 この本では、毎日安全な商品が届けられる流通の仕組みから、不当労働の事例や肥満といった社会問題まで幅広く、やさしく紹介しています。

IT機器にしても、おもちゃや食べ物にしても、商品には労働者からの搾取や児童労働や環境破壊といった信じられない「原価」がかかっていることを考えてもらいたいと思います。

■流通や国際理解の授業や宿題に役立ちます。

■信じられない「原価」ラインアップ
1 ケイタイ・パソコン
2 おもちゃ
3 食べ物

■シリーズの特色
貴重な写真資料や最新の図表を掲載!豊富なビジュアルで具体的に理解できるよう工夫されています。全ページカラー。

■2 おもちゃ編の特色
児童労働でつくられたサッカーボールを買うことができますか?豊富な写真資料や最新データを紹介し、児童労働や搾取労働など社会問題を掲載。グローバルな流通の仕組みや国際理解に役立ちます!


  • 前巻
  • 次巻

目次

主なトピック
・おもちゃを生産する工場で児童労働が行われている?
・おもちゃの原料が生産されてから消費者に届くまで
・搾取労働撤廃を目指す「フェアトレード」を知っていますか
・おもちゃ工場で働く子どもは、おもちゃで遊ぶことはない
・12歳で家を出て、サッカーボール工場で働く子どもの一番の夢は家に帰ること
・人身売買と労働者の絶望
・人形の原料になる綿花栽培でアラル海が極端に縮小している
・児童労働を黙認したり、環境を破壊する玩具会社の商品は購入しない
・消費者が児童労働や搾取工場をなくす意識をもつことが、世界を変える買い物につながる

書誌情報

紙版

発売日

2015年02月27日

ISBN

9784062193290

判型

A4変型

価格

定価:3,300円(本体3,000円)

ページ数

48ページ

著者紹介

その他: メアリー・コルソン(メアリー・コルソン)

イギリス・ヨークシャーデールズ国立公園のそばにある町・イルクリー在住。教師・作家として活動するかたわら、ノンフィクションの執筆に関するワークショップもおこなっている。現在はおもに映画脚本や子ども向けのノンフィクション書籍を執筆している。

著・その他: 稲葉 茂勝(イナバ シゲカツ)

1953年東京生まれ。大阪外国語大学及び東京外国語大学卒業。国際理解教育学会会員。長年に渡り編集者として書籍・雑誌の編集に携わり、まもなく1000冊になる。この間、自ら執筆・翻訳も多く手がけてきた。おもな著書は『世界のじゃんけん大集合』(今人舎)、『世界史を変えた「暗号」の謎』(青春出版)、『平和・環境・歴史を考える国境の本』(全5巻、岩崎書店)ほか、多数。翻訳書には『池上彰のニュースに登場する世界の環境問題』(全10巻、さ・え・ら書房)、『知っているようで知らない会社の物語』(全3巻、彩流社)などがある。

その他: こどもくらぶ(コドモクラブ)

あそび・教育・福祉・国際分野で、毎年100タイトルほどの児童書を企画・編集している。

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