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叛徒
ハント
- 著: 下村 敦史

新宿署の通訳捜査官・七崎隆一は、歌舞伎町で起きた殺人事件の第一発見者の取り調べの通訳を担当する。数日前から家に帰らない息子の部屋で、逃走中の犯人が着ていたと思われる血まみれのジャンパーを発見した七崎は、息子が犯人である可能性に戦慄し、“通訳”を武器に孤独な捜査を始めるが――。家族を巡る贖罪の警察小説は衝撃の結末を迎える。江戸川乱歩賞受賞作『闇に香る嘘』がミステリー界を揺るがせた新鋭の待望の第2作!
新宿署の通訳捜査官・七崎隆一は、正義感から義父の罪を告発したが自殺に追い込んでしまい、職場でも家庭でも居場所がない。歌舞伎町で殺人事件が起きた直後、息子の部屋で血まみれのジャンパーを発見した七崎は、息子が犯人である可能性に戦慄し、孤独な捜査を始めるが――。
家族を巡る贖罪の警察小説は、衝撃の結末を迎える。
『闇に香る嘘』がミステリー界を揺るがせた新乱歩賞作家、早くも第2作!
書誌情報
紙版
発売日
2015年01月21日
ISBN
9784062193313
判型
四六変型
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
354ページ
著者紹介
下村敦史(しもむら・あつし) 1981年京都府生まれ。99年に高校2年生で自主退学し、同年、大学入学資格検定合格。2006年より江戸川乱歩賞に毎年応募し、2014年に9回目の応募となる『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を受賞。