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おまめごとの島
オマメゴトノシマ
- 著: 中澤 日菜子

親友を頼り、東京から小豆島へやってきた内向的30代イケメン・秋彦。島のホテルで仕事を始めるが、恋も結婚も諦めたアラフォー女性・言問子と、家庭から逃げたいアラサー主婦・真奈美の間で、彼を巡りイザコザ発生。さらに東京育ちの美少女の出現で波瀾万丈の予感!? 平穏に生活していた島の人々を巻き込んで、島へ逃げるしかなかった秋彦の内面が明らかになっていく。「家族」って何だろう? 一番大事なものって何だろう?
恋と結婚を諦めた……
アラフォー女性
家庭から逃げたい……
アラサー主婦
過去をひた隠す……
30代イケメン
不器用な大人たちが
小豆島という大きなおうちで巻き起こす
笑いと深い感動にあふれた「絆」物語。
親友を頼り、東京から小豆島へやってきた内向的30代イケメン・秋彦。島内のホテルで仕事を始めるが、恋も結婚も諦めたアラフォー女性・言問子と、家庭から逃げ出したいアラサー主婦・真奈美の間で、彼を巡りイザコザ発生。さらに東京育ちの美少女の出現で波瀾万丈の予感!? 平穏に生活していた島の人々を巻き込んで、島へ逃げるしかなかった秋彦の内面が明らかになっていく……。「家族」って何だろう? いちばん大事なものって何だろう?
デビュー作『お父さんと伊藤さん』(小説現代長編新人賞受賞作)は
メディア、書店員、読者から圧倒的高評価!
次代を担う新鋭・中澤日菜子の家族小説。
書誌情報
紙版
発売日
2015年02月19日
ISBN
9784062193597
判型
四六変型
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
282ページ
著者紹介
1969年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務の後、劇作家として活躍。小説執筆にも取り組み、2013年『お父さんと伊藤さん』で第8回小説現代長編新人賞を受賞、翌年デビュー。同作は「ダ・ヴィンチ」2015年1月号の『本読みのプロが選ぶ、「とっておき」の今年の3冊』(選者:香山二三郎氏)と「本の雑誌」2015年1月号の『2014 エンターテインメント ベスト10』第10位(選者:北上次郎氏)に選出される。 また戯曲では、2007年「ミチユキ→キサラギ」で「第3回仙台劇のまち戯曲賞」大賞、2012年「春昼遊戯」で「第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞」優秀賞などを受賞歴多数。