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無名亭の夜
ムメイテイノヨル
- 著: 宮下 遼

極東の島国・日本。場末の「店」で「彼」は、店主の従兄弟が語る不思議な物語に耳を傾ける。それは、遙か遠いオスマン帝国の時代、皇帝の近衛兵となった「少年」が、詩に魅せられ、当代一の語り手へと登りつめるめくるめく物語だった──。時空を往還しながら、物語を形作る七つの神秘に迫る、七夜の旅。壮大な世界観と文学的な仕掛けに満ちた野心作!
極東の島国・日本。場末の「店」で「彼」は、店主の従兄弟が語る不思議な物語に耳を傾ける。それは、遙か遠いオスマン帝国の時代、皇帝の近衛兵となった「少年」が、詩に魅せられ、当代一の語り手へと登りつめるめくるめく物語だった──。
時空を往還しながら、物語を形作る七つの神秘に迫る、七夜の旅。壮大な世界観と文学的な仕掛けに満ちた野心作!
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目次
無名亭の夜
ハキルファキル
書誌情報
紙版
発売日
2015年08月26日
ISBN
9784062195164
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
226ページ
電子版
発売日
2015年10月16日
JDCN
0621951600100011000V
初出
「無名亭の夜」…「群像」2014年12月号、「ハキルファキル」…「群像」2013年10月号。
収録作品
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作品名初出
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作品名
無名亭の夜
初出
『群像』2014年12月号
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作品名
ハキルファキル
初出
『群像』2013年10月号
著者紹介
81年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、大阪大学言語文化研究科講師。訳書に、オルハン・パムク『わたしの名は赤』『雪』『無垢の博物館』他。