
マイページに作品情報をお届け!
301号室の聖者
サンビャクイチゴウシツノセイジャ
- 著: 織守 きょうや

新米弁護士の木村は、所属する事務所の顧問先・笹川総合病院の、ある医療過誤訴訟をめぐる損害賠償請求事件を担当する。訴訟にむけた調査や準備を進めるなか、亡くなった患者がいたその病院の、その病室で、短期間のうち立て続けに、他患者の急死、不自然な医療事故が起きる。看護師の過失か、医療器具の不具合か、あるいは何者かの意志による犯行か。原因を探る木村が目にした、その病室〈301号室〉の真実とは──
この病院には、あの病室には、何かがあるのではないか?
『黒野葉月は鳥籠で眠らない』が、2016年『このミステリーがすごい!』(宝島社)、『本格ミステリ・ベスト10』(原書房)でベスト20ランクイン! 『記憶屋』で日本ホラー小説大賞読者賞受賞!
――注目度急上昇の作家、感動を呼ぶ新作書き下ろし。木村&高塚弁護士が登場した連作小説集『黒野葉月は鳥籠で眠らない』につらなる、同弁護士シリーズ初の書き下ろし長編リーガル・ミステリ!
新米弁護士の木村は、所属する事務所の顧問先・笹川総合病院の、ある医療過誤訴訟をめぐる損害賠償請求事件を担当する。
訴訟にむけた調査や準備を進めるなか、亡くなった患者がいたその病院の、その病室で、短期間のうち立て続けに、他患者の急死、不自然な医療事故が起きる。
看護師の過失か、医療器具の不具合か、あるいは何者かの意志による犯行か。原因を探る木村が目にした、その病室〈301号室〉の真実とは──
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2016年03月23日
ISBN
9784062199506
判型
四六
価格
定価:1,705円(本体1,550円)
ページ数
228ページ
電子版
発売日
2016年04月22日
JDCN
0621995000100011000T
著者紹介
織守きょうや(おりがみ・きょうや) 1980年、英国ロンドン生まれ。2013年、『霊感検定』で第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞しデビュー。弁護士として働く傍ら小説執筆。2015年、『記憶屋』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。同年、『黒野葉月は鳥籠で眠らない』が、『このミステリーがすごい! 2016年版』で第19位、『2016本格ミステリ・ベスト10』で第18位にランクイン。次代を担う気鋭ミステリ作家として頭角をあらわす。他の著書に、『霊感検定2』『SHELTER/CAGE(シェルター ケイジ)』がある。本作は『黒野葉月は鳥籠で眠らない』の木村&高塚弁護士シリーズ初の長編。