トットちゃんとソウくんの戦争

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トットちゃんとソウくんの戦争

トットチャントソウクンノセンソウ

戦争は、何も知らない子どもの心まで深く傷つける。私たちはそのことを身に染みて知っている最後の世代だ。だからこそ、私たちの戦争体験を、しっかりと語っておきたいと思う。――黒柳徹子黒柳さんも僕も、小学生時代はまるまる戦争と重なる。意味がよくわからぬまま「玉音放送」を聞いたことや、戦争が大嫌いという点もいっしょである。――田原総一朗ふたりが語る戦争体験と平和への願い。


戦争は、何も知らない子どもの心まで深く傷つける。そして、私たちはそのことを身に染みて知っている最後の世代だ。だからこそ、私たちの戦争体験を、平和のたいせつさを、私たちはこの本でしっかりと語っておきたいと思う。  ――黒柳徹子
僕と黒柳さんには大きな共通点がある。黒柳さんは生まれが東京、僕は彦根という違いはあるが、小学生時代はまるまる戦争と重なる。意味がよくわからぬまま「玉音放送」を聞いたことや、戦争が大嫌いという点もいっしょである。  ――田原総一朗
戦争を知る最後の世代のふたりが語る戦争体験と平和への願い。大人も子どもも、みんなで読んで考えたい。


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目次

まえがき スルメ味の戦争責任 黒柳徹子
戦争のあしおと
・1933年東京に生まれた少女が見たもの 黒柳徹子
・1934年彦根に生まれた少年が考えたこと 田原総一朗
戦争の記憶
・トモエ学園と疎開先の日々 黒柳徹子
・国民学校の日々 田原総一朗
戦争とテレビ
・テレビに出ることは平和につながる 黒柳徹子
・テレビにできることがある 田原総一朗
あとがき 「正しい戦争」なんて存在しない 田原総一朗

書誌情報

紙版

発売日

2016年07月14日

ISBN

9784062199940

判型

四六

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

258ページ

電子版

発売日

2016年08月05日

JDCN

0621999400100011000K

著者紹介

著: 黒柳 徹子(クロヤナギ テツコ)

黒柳徹子 くろやなぎてつこ 東京都生まれ。女優、タレント、司会者、エッセイスト。東洋音楽学校声学科卒業後、NHK専属のテレビ女優第1号として活躍。1981年に刊行された『窓ぎわのトットちゃん』(講談社)は国内だけで800万部を超える戦後最大のベストセラーになり、世界35ヵ国で翻訳されている。『徹子の部屋』(テレビ朝日)の放送は1万回を超え、同一の司会者によるテレビ番組の最多放送記録を更新中。1984年よりユニセフ親善大使となり、のべ37ヵ国を訪問し、飢餓、戦争、病気などで苦しむ子どもたちを支える活動を続けている。

著: 田原 総一朗(タハラ ソウイチロウ)

田原総一朗 たはらそういちろう 1934年、滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、東京12チャンネル(現テレビ東京)を経てフリーに。以後、活字と放送の世界で精力的に活動を続けている。現代史関係のおもな著書に、『日本の戦争』(小学館文庫)、『私が伝えたい日本現代史1934-1960』『同1960-2014』(ポプラ新書)など。児童書では『おじいちゃんが孫に語る戦争』(講談社)などの著書がある。深夜の討論番組『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)の司会は、1987年の第1回放送から務めている。

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    黒柳徹子さんが第5回 野間出版文化賞を受賞しました。(2023.11.6)