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さらば白人国家アメリカ
サラバハクジンコッカアメリカ
- 著: 町山 智浩
「二大政党の将来がどうなるかはわからない。ただ言えるのは、アメリカが白い肌に青い目で英語を話す人々の国だった時代は、確実に終わるということだ」――トランプ対ヒラリー、史上最悪の大統領選が暴いた大国の黄昏。在米の人気コラムニスト町山智浩氏が、党大会、演説集会をはじめ各地の「現場」で体感したサイレント・マジョリティの叫び!
1980年に人口の8割を占めた白人は、現在62%。やがて白人が人口の半分を割り、マイノリティへと転落する日がやってくる。白人たちのアイデンティティ・クライシスは、アメリカをどこに向かわせるのか!? シンクタンク、全米ライフル協会、アンチ人工中絶、スーパーPACと最高裁、肥満と大企業……「アメリカを操ってきたもの」たちの暴走と矛盾に斬りこむスーパーコラム。
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目次
プロローグ
第1章 アメリカ機能停止
第2章 大麻と肥満と暴力警察
第3章 トランプの予備選無双
第4章 トランプ旋風の正体
エピローグ
書誌情報
紙版
発売日
2016年10月29日
ISBN
9784062200240
判型
四六
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
386ページ
電子版
発売日
2016年10月29日
JDCN
0622002400100011000U
初出
本書は月刊誌・ウェブマガジン「クーリエ・ジャポン」の連載「USニュースの番犬」(2012年12月~2016年8月執筆)をもとに大幅に加筆・修正をしてまとめたものです。なお、プロローグは「文藝春秋」(2016年5月号)、「トランプを作った父、ブキャナン、プロレス」は「Wedge」(2016年7月号)、「サイレント・マジョリティと犬笛政治」は「婦人公論」(2016年7/26号)に掲載のエッセイを加筆・修正、また改題したものです。
著者紹介
1962年、東京生まれ。コラムニスト,映画評論家。カリフォルニア州バークレー在住。著書に『トランプがローリングストーンズでやってきた 言霊USA2016』(文藝春秋)、『最も危険なアメリカ映画 『國民の創生』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで』(集英社)など。「クーリエ・ジャポン」「週刊文春」など連載も多数。