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失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち
ウシナワレタコウシエンキオクヲナクシタエースト1989ネンノキュウジタチ
- 著: 赤坂 英一
センバツ史上もっとも悲劇的な逆転試合、涙のエース・宮田正直のその後にはさらなるドラマがあった。勝ち取ったプロ入りと挫折、打撃投手としてのリスタート、そしてアクシデント。頭に打球をうけ、あの甲子園決勝の敗北までをも忘却するほどの記憶障害……。宮田の人生を軸に、あの春に交錯した野球人たち――元木、種田、そして上宮と東邦双方の監督らの、まぶしき野球人生の光芒を描く。
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目次
序章 ボールが逃げていく
第1章 エースを襲った二度目の災難
第2章 ボーイズリーグのでっかいやつら
第3章 青春の二遊間
第4章 よしと言うまで走ってろ
第5章 反発し合う三遊間
第6章 折れた歯を拾うな
第7章 鬼の妻の背中
第8章 山田490球、宮田454球
第9章 跳ねた白球、光ったホームベース
第10章 最後の甲子園
第11章 ぼくを取ってください
終章 たった一度きりの対決、ダイエー・宮田対巨人・元木
書誌情報
紙版
発売日
2016年04月05日
ISBN
9784062200417
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
354ページ
電子版
発売日
2016年04月22日
JDCN
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著者紹介
1963年、広島県生まれ。86年に法政大学文学部卒業後、日刊現代に入社。88年より、スポーツ編集部でプロ野球取材を担当。同社勤務のかたわら週刊誌、月刊誌で、スポーツを中心に人物ノンフィクションを多数執筆してきた。2006年に独立。主な著書に、『プロ野球「第二の人生」』(講談社)など。